今日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは115.05円
↓下値メドは113.40円
[FRB] 3月利上げは80%織り込み済。6月と9月追加利上げでFF金利1.00%へ
[トルコ] リラ安で食料品、エネルギー除く12月のコアインフレが前年比32%上昇
[トルコ] 国営ハルク銀行、金利50%減免の融資を実施。差額はトルコ政府が補填
20日(木曜)のドル/円は「円高」。24時間のレンジは113.96円から114.55円。値幅は0.59円。
今週、日銀が2%物価目標の達成前に利上げの可能性があるとの観測記事で113円前半まで下落したドル/円。しかし日銀総裁が利上げを検討しているなどとは口が裂けても言うはずがなく、また米国ではFRB(米連邦準備制度理事会)の3月利上げがほぼ確実となっただけではなく、利上げの幅を0.25%でなく0.5%に拡大するとの観測が広がり、金利差の観点ではやはりドルが断然有利ということで、114円台に戻しました。しかし、ドル強気の材料が揃いながらも、ドル/円は1月4日につけた116.35円を超えられずに足踏み状態が。FRBの金融政策に関していえば、これ以上強気の材料が見当たらない状況で、ドル強気派(円弱気派)にとっては心配な状況になっています。
2022年の14営業日目は114.32円からスタート。東京時間昼過ぎに114.55円まで上昇しましたが、この水準からはすでに売りが待機している模様で上値は重い。海外時間は売り優勢で、未明に114円を割り113.96円をつけてこの日の安値としました。その後いったん小反発して終値は114.13円(前日比▲0.18円)。
レジスタンスは、200時間移動平均の114.63円、114.80円、その上は18日高値の115.05円。
サポートは、1月14日安値の113.48円、その下は112.82円
20日のユーロ/円は「ユーロ安」。24時間のレンジは129.05円から130.09円。
129.68円からスタートしたユーロ/円は、夕方130.09円まで上昇。しかし130円台は重く、滞在時間は短い。その後はユーロ/ドル、ドル/円に連れて下落。明け方に129.05円をつけて、終値は129.08円(前日比▲0.59円)。21日の東京市場の朝には129円を抜け、昨年12月22日以来の128円台に突入しています。