【失敗談2】優待券を使わないうちに、いつも有効期限が切れる

 人気の優待券に、外食業の「食事券」があります。有効期限1年と定められていることが普通ですから、使わずに失効してしまえば、メリットを得られません(今はコロナ禍の特例で有効期限を延長する企業もあります)。

 人気の株主優待券ですと、ネット上、あるいはチケットショップで売却できる場合もありますが、かなり割引されます。

 500円の食事券が400円で売れれば、良い方です。500円の券が300円、あるいは、250円でしか売れないこともあります。あまり人気のない優待券は、買い取りするチケットショップがないこともあります。

 人気の株主優待割引券でも、有効期限までの期間が短いと、売れないことがあります。使うあてがない場合は、早めに売却した方がいいと思います。

 いつも優待券を使わないうちに失効させてしまう方は、自社製品(食品や飲料の詰め合わせ)などを送ってくる優待に切り替えた方が良いかもしれません。製品を送ってくる優待ならば、メリットを取り損なうことがないと言えます。