株主優待のある成長株で優待テンバガーを狙おう!

 11月優待の中でも、戸建住宅のタマホームや中古バイク販売のバイク王&カンパニー(100株以上で11月末の年1回、1万円分のバイク購入割引優待券など)、公共インフラ向け建設コンサルタントのE・Jホールディングス(100株の場合、11月末の年1回、クオカード1,000円分)などは業績も好調で、株価が長期間にわたって右肩上がりで上昇しています。

 最近は長期継続保有が優待取得の前提になっている企業も多いですが、成長力のある企業の株を優待目的で長期保有していたら大きな値上がり益もゲットできた、といったサクセスストーリーも夢ではありません。

 東証1部昇格や2022年4月4日から新たに始まる「東証プライム市場」入りを目指す成長企業の場合、株主数を増やし、売買高を上げる目的で優待制度を導入している企業も数多くあります。

 そういった成長企業に投資して、優待品だけでなく、優待テンバガー(株価10倍)株を狙うのも株主優待投資のもう一つの醍醐味(だいごみ)といえるでしょう。

 来月はいよいよ優待権利月が集中する12月。これまでとは少し違った「値上がり益」重視の視点で優待株を選ぶのも一つのやり方かもしれません。