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ドル下落でゴールド戻す。3日の米雇用統計に注目 ほか…先週の振り返り
池水 雄一
他にはない特別な金のレポート Bruceレポート拾い読み!
Bruce(ブルース)レポートとは、金取引の第一人者、一貫して貴金属ディーリングに従事し、世界中のブリオン(貴金属)関係者の間でも名を馳せた池水雄一氏が執筆する、金融会社・貴金属…

ドル下落でゴールド戻す。3日の米雇用統計に注目 ほか…先週の振り返り

2017/10/31
・ドルの下落でゴールド戻し
・ユーロ急落ドル急騰、ゴールド下落
・株上昇一服でゴールド戻し
・TOCOM納会前日2017年10月限、700円高で寄り付く
・PT/PD 逆転長期化か
・プラチナとパラジウム
・ゴールド安値拾いの買いで上昇
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ドルの下落でゴールド戻し

2017年10月30日(月)掲載分より

 先週木曜日から大きく上昇したドルも金曜日のニューヨーク終わりにかけてドルが反落、そしてゴールドが戻して1日の高値でゴールドは終わりました。

 全体的に小動き、円建ては金曜日の東京クローズとほぼ変わらず。ゴールドは1,260ドルが極めて重要なサポートだと思います。ここをブレイクすると次は1,200ドル、そして1,200ドルはもっと重要なサポートだとみています。

 今週もドル、株が材料でしょうか。そして11月3日金曜日の米雇用統計に注目ですね。

 パラジウムはここしばらく960~975ドルくらいのレンジで静かな動きです。プラチナとパラジウム比価は0.94台で、値差は約60ドルのパラジウム高で落ち着いています。何らかのプラチナ独自理由でプラチナが買われない限り、ふたたびプラチナ高には戻らないだろうと思います(永遠にという意味ではないですが)。しばらく、パラジウムが高い時代が続くのではないでしょうか?そう思う最大の理由はずばり需給関係です。

CFTC Commitment of Traders Report as of  24 Oct 2017
2017年10月30日(月)掲載分より 

右軸:投資家ポジション(トン)
左軸:ドル建てゴールド価格
出所:池水氏のレポートより抜粋

 投資家ロングポジションは722トンから680トンへ減少となりました。

 

ユーロ急落ドル急騰、ゴールド下落

2017年10月27日(金)掲載分より

 ECB(欧州中央銀行)が量的緩和政策の延長と債券購入規模の縮小を発表。これによりユーロが売られました。一方、ドルは下院による予算決議案可決で税制改革実現の見込みが高まったことから買われ、ドルインデックスは急騰、3カ月ぶりの高値に。

 これに呼応してゴールドは売られ、1,270ドルを割り込みました。こんなにドルが買われるとやはりゴールドは下げますね。1,260ドルは重要なサポートだと思っています。そこへのトライはあるでしょうか? ゴールドが下げると他のメタルもパッとしません。

 

株上昇一服でゴールド戻し

2017年10月26日(木)掲載分より

 ようやく株もひと息、昨日は若干の下げとなり、これを受けてゴールドは買い戻されました。それにしても小動きの範囲を超えません。

 ここまで上昇してきた株価にいつか調整が入ってもおかしくないと思うのですが、なかなかその兆候も見えません。16連騰後、昨日下げた日経平均、今日の動きに注目ですね。貴金属全体(除くロジウム)が材料不足で停滞気味ですね。

 

TOCOM納会前日2017年10月限、700円高で寄り付く

2017年10月26日(木)掲載分より

 昨日TOCOM(東京商品取引所)の午後4時半からのナイト・セッションの期近の寄り付きで、なんと10月限が5,375円と、スポットマーケット4,660円くらいから700円以上、上にかけ離れた価格で決まりました。40枚、この価格で取引があったようです。40枚700円ということは、買った人は3,000万円近く高く買っていることになります。おそらくはナイト・セッション寄り付きを見てる人間が少なかったことで注文もほとんど入ってなかったのでしょう。しかし、さすがに相場よりも700円高い価格で取引が成立してしまうのはいかがなものでしょうか。僕も見てなくて、直後に教えてもらって驚きました。

 

PT/PD 逆転長期化か

2017年10月25日(水)掲載分より

 強い強い株価、堅調なドル、そんな中でゴールドはパッとしない相場展開が続いています。下げはしないまでも頭が重たい展開です。NYダウは史上最高値を更新し続けています。日経平均は16日連続の続伸。ドルは15週間ぶりの高さ、米国債は5カ月ぶりの安値。こんな状況でゴールドが大きく下げないのが逆に不思議なくらいです。

 

プラチナとパラジウム

2017年10月25日(水)掲載分より

 昨日PGM(白金族系貴金属)触媒の専門家と話をするチャンスがあり、いろいろと面白い話を聞かせていただきました。

 自動車会社は現在2022年生産くらいまでの計画は確定しており、それはガソリン車中心であり、触媒はパラジウムの手当てが決まっているとのこと。しかし、これからその後の計画を立てるということになり、パラジウムがプラチナの価格を上回ってしまっている状況では、今度は自動車会社の計画はパラジウムの変わりにプラチナを使うことになってくるだろうという話です。

 ということは2024~2025年くらいからプラチナ中心の触媒に移る、逆に言うとそれまではパラジウム需要が続くということになります。この逆転、まだまだ続きそうです。

 そしておそらくその逆転幅も広がっていきそうです。EV(電気自動車)に関しても内燃機関の車から完全に置き換わることはまずありえないだろうということ。最近マスコミで言われているようなことが実現するためにはハードルが多すぎる、というのが専門家の言葉です。

 ここは僕もまったく同じ意見であり、やはり専門家の目から見てもそうなのかと、自分の意見が認められた気がしました。

 

ゴールド安値拾いの買いで上昇

2017年10月24日(火)掲載分より

 株高からの影響で1,270ドル台前半まで下げて静かな取引であったゴールドですが、ロンドンの夕方から、ニューヨークまでで1,280ドル台へ大きく上昇しました。特にこれといったニュースもないので、誰かがbargain hunting(安値買い)の買いを入れたと思われます。1,260~1,270ドルあたりの底値感がなんとなくマーケットに共通しているという気がします。

 その他のメタルは全体的に静かでnon-event day。TOCOMのシルバーの出来高がなんと1枚それも先限ではないということにびっくりです。

 そういう意味ではパラジウムも同じ。これだけ可能性のあるメタルなのにTOCOMでほとんど流動性がないのはもったいないの一言。シルバーもパラジウムも昔はすごく流動性があったのだからなおさら。やはり流動性こそはマーケットの基本。ヘッジャーもリスクテイカーもいて初めて成り立つもの。

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