クイズに挑戦!数字のトリックに騙されるな!

 ここで篠田から参加者の楽天学割メンバーにクイズが出題されました。答えは別ページにありますので、皆さんも考えてみてください

とある投資信託を毎月一定額積み立てた場合を想定します。 Aは、1カ月目に基準価額1万円だったのが、3カ月目には2,000円まで急落し、その後5カ月目に5,000円まで戻しました。一方、同じく1カ月目に基準価額1万円だったBは、3カ月目に6,000円まで下落し、その後5カ月目には1カ月目と同じ1万円まで戻したケースです。最終的な積立投資効果(リターン)が大きかったのはAとB、どちらでしょうか?

答え=

Aは5カ月間の積立総額に対して+33.3%、Bは+23.3%のリターンが得られる計算になります。Aは、基準価額が最大で80%下落し、最終的に積立開始時点の半値までしか戻らなかったにもかかわらず、Bよりも大きいリターンを獲得できています。これはなぜかというと、基準価額が大きく下落した、3カ月目(2,000円)、4カ月目(3,000円)もコツコツと積立を続け、安い基準価額でたくさんの口数を買うことができたからです。安く購入できた分が、その後基準価額が回復したときに花開いた、というわけです。これこそが積立投資の醍醐味です(篠田)。