今・来期の企業業績見通しを上方修正

 10-12月の企業業績好調を受け、楽天証券では今期(2021年3月期)の業績見通しを見直し、以下の通り、小幅に上方修正しました。

東証一部上場3月期決算、主要841社の連結純利益(前期比)

出所:今期(2021年3月期)、来期(2022年3月期)予想は楽天証券経済研究所。水色で記載しているのは、昨年7月3日時点の予想。赤で記載しているのが、2月12日時点の予想。

 東証一部上場企業全体の純利益が、上記に挙げた主要841社と同じように増減するならば、東証株価指数(TOPIX)の今期(2021年3月期)予想PERは24.7倍、来期(2022年3月期)予想PERは17.3倍です。来期ベースのPERで見れば、現水準で日本株に割高感はありません。