ポイント疲れに注意!
――ポイントを貯めようとすると、いろいろな方法があるんですね。
よく「クレジットカードは何枚持っていればいいですか?」と聞かれますが、最初に自分のできる範囲を見極めることが大切です。ポイントは、期間が決まっている場合が多いので、管理できることも必要です。「オマケ」として気軽に取り組んでください。あまり熱心に取り組み過ぎて気分的に疲れないようにしましょう。
――キャンペーンを後で気づくと、がっくりします。
「あ、取り逃した……」、そんなことは気にしない。次のチャンスを掴めばよい、です。チャンスはまた、いくらでもきます。
コツコツポイントを貯める!
――ほかにどんなことで貯められますか?
セブンイレブンのnanaco は、ペットボトルの回収で、5本持って行くと1ポイントくれます。
アプリで1ポイントもらう、ポイントサイトを使った検索でまた1ポイントゲット。たった1ポイントですが、日常生活に馴染むものは取り組むといいと思います。知らぬうちに貯まります。
ポイントは「貯める」?「使う」?
――ポイントは、“使う派”と“貯める派”がいます。どちらがオススメですか?
貯めておくメリットは特にありません。銀行預金であれば、貯めておけば少ないながらも利子がつきます。ところが、ポイントはお金ではないので利子はつかないですね。使う時に初めて1ポイント=1円などの効力を発揮するので、オススメは“どんどん使う!”ことです。
――利用期限になって失効してしまったことがあります。
ポイントと現金との最大の違いが「失効」です。“貯めて使いたい派”も多いかと思いますが、ポイントの3割から4割は失効すると言われています。1万ポイント貯めてから使っても、1,000ポイントを10回使っても、同じ1万ポイントなのです! せっかく貯めておいたのに、失効してしまってはもったいないですね。失効する前にどんどん使って、お得に使いましょう。
また、現金と違って、運営会社の都合でポイント還元率が変わる、なんてことは普通にあります。「今、自分にベストな方法」で貯めて、使って、役立ててください。