※このレポートは、YouTube動画で視聴いただくこともできます。著者の窪田真之が解説しています。以下のリンクよりご視聴ください。
「[動画で解説]やってはいけない、NISA(ニーサ)の3大失敗」
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毎日のレポートで繰り返し述べている通り、私は、日本株は割安で、長期投資で買い場を迎えていると判断しています。
短期的な波乱は続くと思いますが、時間分散しながら、コツコツと割安な日本株(または日本株に投資する投資信託)に投資していくことが、長期的な資産形成に寄与すると考えています。
長期の資産形成は、「NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)」など、非課税口座を活用してやっていくべきと考えます。
2014年にNISA制度が始まってから、今年でもう6年目です。しっかり使いこなしている方もいます。ただ、制度がやや複雑で、きちんと内容を理解せず、うまく使えていない方もいらっしゃいます。そこで今日は、よく聞くNISAの勘違い・失敗談について、まとめました。
NISA・つみたてNISAって、どんな制度?
NISA・つみたてNISA口座で有価証券を購入すると、配当金や売却益が非課税になります。課税口座(一般口座や特定口座)で投資すると、通常(分離課税選択の場合)、運用益(配当金や売却益)から、20.315%(復興特別所得税含む)の税金(所得税と住民税の合計)が差し引かれます。
NISA・つみたてNISAで投資すれば、非課税口座なので、運用益に税金はかかりません。
NISAには、2014年から始まった従来型の「一般NISA」と、2018年から新たに始まった「つみたてNISA」の2種類があります。1年間にどちらか1つしかできません。
両者の大きな違いは、非課税となる期間、年間上限額、そして、対象商品の3点です。概要は、以下の通りです。
NISA・つみたてNISA概要
