優待の使い方
届いた優待、皆さんはどのように使っていますか? 非常事態宣言も出され、営業自粛や外出自粛、非常事態宣言が解除されても、毎日報道される感染者数を見ると、外に出て外食を楽しんだり、映画を楽しんだりする気分にならない方も多いと思います。また、お仕事もリモートワークになり、そもそも外出する機会がなくなってしまった方もいるのではないでしょうか。
私が今回のコロナ禍で一番辛かったのは、株価下落でも優待改悪でもなく、優待が使えなかったこと。株主優待を使うことが目的で株投資をしているのに、それが使えないもどかしさ。ほとんどの企業は有効期限を延長して対応してくださいましたが、延長なしの企業もありました。もらった優待をどのように使うのか、使いこなせるのか、出口戦略はとても大切で、今回は特にそう感じました。
外食銘柄は業態を一時的に変更し、ランチやテイクアウトで使えるようになったり、今まで都心部の店舗を利用していましたが、自宅近くのお店に行ったりと、優待の消費行動も少し変わってきました。残念だったのは、映画やカラオケなどのレジャー優待。優待の使い道がそれだけなので、代わりが利かず、「密」な空間なので、行くのもちゅうちょしてしまいましたね。「お友達を誘って」もできなくなり、優待の使い方を考える良い機会にもなりました。