優待の投資家はありか、なしか

 新型コロナウイルスにより大きく世の中が変わりました。優待投資の今後は、より銘柄選定の重要度が増すと思っています。

 業種や業態による選別、この先の業績への影響、withコロナでどのように生き残っていくのか、多角的な視点で見ながらも、自分軸の「好き」の部分を残しつつ、優待投資を考えてみるのが一番ではないでしょうか。

 個人投資家の一番の強みは時間を持っていること。3カ月、半年、というスパンではなく、もう少し長い目でドンと構えているのが良いかと思います。

 税制優遇のNISA(ニーサ:少額投資非課税制度)口座も大いに活用し、個人投資家である強みを武器にして、半年に一度、年に一度企業からの「お気持ち」を楽しみに、投資家として企業とお付き合いするのはありだと思います。頂いた優待が高くついたり、思ったものではなかったり、へこむこともありますが、好奇心の扉を開けてくれる素敵なギフトの一つでもある株主優待は資産を増やすだけでなく、楽しみも届けてくれますよ。

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