ジャフコ(東証1部・8595)

「相場全体が回復モードの中、IPO(株式の新規公開)も徐々に動き始め、特に今年はマザーズ指数など小型株中心に堅調で、今後も引き続きIPO人気も高まることが、ベンチャーキャピタルの当社にとって追い風になるはず。時価総額1,129億円に対して正味流動資産1,859億円と、ネットネット株である点も魅力です。また株主配当の基準に『DOE(株主資本配当率)』を採用しており、株主資本の推移に連動する形で配当も出されていくので、新型コロナの影響で減配や無配が広がる中、高配当株としても魅力大だと思います」(かぶ1000さん)

良品計画(東証1部・7453)

「前期まで17年連続で増収と、売上は順調に拡大傾向。しかし直近は新型コロナウイルスの影響から厳しい状態ですが、今回、実施された1人あたり10万円の特別定額給付金の恩恵を受ける可能性が大きい小売業の中でも、食品、衣料品、雑貨など品揃えが豊富な当社への貢献が高そうと判断しています。また、消費者が選ぶ強いブランドランキングでも良品計画はYouTube、LINEに次ぐ第3位となっており、ブランド力、企業価値も高い。株価も2018年6月に4,120円をつけた後、2020年3月には969円まで下落。その後、株価は回復傾向となり、大底を見たのではないかなと思っています」(かぶ1000さん)

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かぶ1000さんプロフィール

 中学2年だった1988年から株式投資を始め、今年で専業投資家歴31年目を迎える大ベテラン。2011年に独自の割安株投資で1億円プレイヤーに。時価総額に比べて、正味の流動純資産が著しく多い「ネットネット株」や豊富な不動産含み益などを持つ「資産バリュー株」への投資で、2019年7月16日には累積利益4億円を突破した。保有株式全体の運用利回りが年20%超になることを目標に日々、割安株の発掘にまい進。人気ブログ『かぶ1000投資日記』でポートフォリオや運用成績を公開する他、ツイッターやツイキャスでも投資術を披露している。

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