しんた:高校2年生。中学からお年玉のお金で運用をしているインテリ高校生。クイズ研究部の部長
ひな:しんたの同級生。クイズ研究部の部員
「ラップ」運用ってなに?
ひな:しんた君! おーい!
しんた:どうしたの? ついに投資デビュー!?
ひな:それがまだなの! ファンドを探しているんだけど、〔6〕投資信託は手数料で決めていいの?で話してくれた、金融市場にあわせて資産配分を動かしてくれるファンドにしようとは思っているんだけど。配分が全く動かないより、長い目で見たら、運用成績がよくなりそうな気がするし。
しんた:そうなんだ。
ひな:でも、ちょっと気になることがあるんだけど。ファンドの分散投資のなかに、ラップっていうやつ、ない?
しんた:見たことあるかもなあ。ひなちゃんに教えられる日が来るなんて。ラップってなんだろう?
ひな:……。まとめて運用してくれるところみたい。
しんた:………。検索してみるよ。んー、なになに、「ラップ運用とは、投資家から資金を預かり、それぞれの投資家に合った運用方法で資産を運用します。昔は富裕層向けが多かったが、最近はハードルが下がり、1万円から可能なものまであります」。
ひな:どうなの?
しんた:なるほど。分散投資あり、資産配分の変更あり、しかも定期的な見直しに加え、相場が急変したときも、対応してくれるものもある。一方で、これまでは、手数料がやや高いケースが多かったのか。だとしたら、これで手数料が安くて、あとは長期投資さえ実現すれば、僕たちがこれまで研究してきた成果がすべて詰まっているファンドと言える!!
ひな:なんかすごい!