こんな格言もある
「とり逃した経験」は次に生かせる!
今回の相場格言と似たものは他にもある。たとえば、アメリカには「Buy when there's blood in the streets.」という格言もある。訳すなら「街中に血が溢れるような総悲観こそ買い」といったところ。さらに、「Stocks climb a wall of worry.」(相場は心配の壁をよじ登る)という格言も。これらの格言からわかるのは、やはり「ピンチはチャンスであった」と同じように感じた経験がある人がたくさんいるということだ。
「ああ、あの場面がチャンスだったのか…もったいなかった」だけで終わってしまうと、次のチャンスも見逃してしまう。目の前の相場や報道、みんなの声ばかり気にしていてはダメ。いまの相場が大きなトレンドのどの辺にいるのか、まだチャンスはありそうか、そろそろ上昇局面が終わりそうか、といった視点で見ていく必要がある。
「いまの相場がどのステージにいるのか?」――流れをつかむ、冷静さが大切だ。
今回のお作法
ショックの中にこそ、チャンスが隠れている。逃しても、次がある!