どう投資に生かす?
下落+弱気の次にくるのは?
市場で人気が先行して株価が上昇中の銘柄には勢いがあり、“儲かりそうな気”がしやすいもの。ただ、人気銘柄に飛びついたときには、すでに株価は天井(一番高いところ)に近く、投資したとたんに人気がなくなっていく(株価が弱気に転じる)ことがある。
逆に、株価が下落してみんなが弱気になっている銘柄は、悪い材料を織り込んで株価が底値圏で低迷していることも多い。
逆張り的な発想に従うなら、底値圏にある銘柄の買い時を探るほうが利益を得やすいという考え方ができる。また、市場全体が弱気となっているときにこそ、強気で攻めるべきという発想も。
こんな時に使え
世界的なピンチ相場はチャンス
バブル後の日本株式市場は上昇と下落を繰り返してきた。長期の上昇トレンドを維持してきた米国株式を振り返ると、急落の後でも早晩株価は最高値を回復してきた。
株価が急落した場面にこそ好機(チャンス)があったのだ。
「チャンスはピンチの顔をしてやってくる」との言葉もある。覚えておこう。
今回のお作法
みんなが行かないところに、儲けのタネがあるかも!