「ギャン・アングル」との交差を意識しながらのもみ合いに
となると、今後の見通しも前回とほぼ同じで、「ギャン・アングル」との交差を意識しながらのもみ合いと考えて良さそうです(下の図2)。
■(図2)日経平均(日足)とギャン・アングル(2020年4月24日取引終了時点)
もちろん、今週のイベント次第では株価が25日移動平均線を下抜けてしまうことも想定されますが、その際にはギャン・アングルの3×1ラインが意識されることになり、図2でも示した通り、予想レンジが広がることになります。
さらに、時間軸で見ていくと、あと5営業日前後で上昇ウェッジの先端がギャン・アングルの4×1ラインと交わることになります。タイミング的にも、国内の「緊急事態宣言」延長の可否判断や、国内連休による空白期間中の海外株市場の動向、各国の対応などで動きが出てくる可能性があります。