本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは109.60円
↓下値メドは106.08円
今朝の天気マークは「くもり」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
新年度は円高?
週明け30日(月曜)のドル/円は107円前半から108円前半の取引。値幅は相変わらず1円以上ありましたが、強い方向性は出ませんでした。NY株式市場のダウ平均は前日比690.70ドル高の2万2,327.48ドルで終了。政府と中央銀行の政策のおかげでマーケットが徐々に落ち着きを取り戻しているようです。
FRB(米連邦準備制度理事会)は、量的緩和(QE)政策として今週だけで3,450億ドル(約38兆円)もの債券を購入する予定。この金額がいかに巨額かというと、リーマン・ショック後に行った量的緩和第3弾の1カ月分の債券購入と同じ額を、たった1日で買うことになるのです。量的緩和を通じてこれだけ大量の資金を市場に供給するFRBに対して、マーケットがこれ以上何を要求できるでしょうか。
欧州では、スペインとイタリアの新型コロナウイルス感染者の増加数がわずかではあるものの減少。都市封鎖(ロックダウン)の効果が出てきたといわれています。しかし、米国では、NYの次にシカゴを擁するイリノイ州や、コロラド州、ミシガン州で感染者が広がっています。FRBは経済悪化をくいとめることはできても、新型コロナを止めることはできません。ドル/円の最新位置情報については「今日の注目通貨」をご覧ください。
毎ヨミ!FXトップニュース
30日のドル/円のNY市場終値は107.91円
27日の終値に比べ0.07円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは「くもり」です。
各国・各通貨トピックス
新型コロナウイルス:
各国の対策
米国:現金13万円支給
香港:現金14万円支給
イタリア:現金30万円以上支給
韓国:現金8万6000円支給
英国:休業補償(賃金の8割)
フランス:休業補償(賃金の全額)
スペイン:休業補償(賃金の全額)
日本:「お肉券」「お魚券」材木券も検討(?)
ドル:
イエレン前FRB議長「新型コロナウイルスで米経済はリセッションになる可能性も 」
利下げは万能薬ではない。景気後退期の効果は限定的
NY原油先物:
サウジとロシアの対立が続くなら、原油価格は10ドル台に下落する可能性も
原油価格40ドル以下続くなら、米国の石油産業4割が4年以内に倒産も
ポンド:
英政府、GAFAをターゲットにデジタル税を4月導入
その他:
NYの刑務所でコロナ感染拡大 高齢の受刑者など300人釈放へ
ドローンで犬の散歩。外出禁止令のキプロスで