本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは109.55円
↓下値メドは107.87円
今朝の天気マークは「くもり」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
リスクオン、期待だけでどこまでもつか?
早ければ今週にも合意発表ありえる? と、期待が高まっていた米中貿易交渉は、またまた遠くにいってしまったようです。米大手ニュース会社CNBCの記者が、中国政府筋の話として「中国は交渉合意に悲観的」とツイート。トランプ米大統領が「関税撤廃はない」と話していることに対して中国が圧力をかけたのではないかと思われます。
この日(月曜)のドル/円は、リスクオンの流れに乗って109円台に戻し、109.07円まで上昇していたのですが、このツイートがマーケットの雰囲気を変えて108.51円まで急落。その後も戻りは鈍い状況になっています。
米中協議の合意はもちろん重要。しかし、昨日の為替ウォーカーにも書きましたが、それ以上にマーケットが期待しているのは対中関税の撤廃です。なぜなら米製造業や世界経済により影響があるからです。トランプ大統領にとってはそれだけ重要な交渉カードで、やすやすと手放すつもりはないようです。
中国は、貿易交渉は続けるが合意しない。もし中国がトランプ氏弾劾裁判の行方と大統領選挙の結果を待つ長期戦に切り替えるならば、あと1年はこの状態が続くわけで、それだけの期間を期待だけでリスクオンをもたせることができるのか、疑問です。
毎ヨミ!FXトップニュース
18日のドル/円のNY市場終値は108.67円
15日の終値に比べ0.12円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは「くもり」です。
今日の格言:
重要なのは勝率ではなく、トータルの損益 – cis
各国・各通貨トピックス
ドル:
パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長「米国の債務は持続不可能」
カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁「失業率が低いからといって雇用市場が強いわけではない」
ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁「現時点では金利を据え置き、推移を見守るべき」
トランプ大統領、弾劾されても罷免されないとの見方
ユーロ:
欧州経済、低成長と低インフレが長期間続くおそれ
グリーン投資のスウェーデン中銀、豪の地方債を処分「二酸化炭素排出量多すぎる」
中国人民元:
中国の金保有量、過去10カ月で急増
豚コレラで中国の飼料用大豆の需要が激減
ポンド:
英国はすでに景気後退入りの可能性
スコットランドで独立派が大規模デモ
サンダースMPC委員「離脱延長は不透明感を強め、利下げ確率はさらに高まる」
トルコリラ:
米国はトルコに対する経済制裁を見送り。同盟関係を重視
その他:
香港経済、リセッション入り
米国人の好きなピザのトッピングはペパロニが1位、嫌い1位はアンチョビ
オランダ、高速道路の最高速度、気候変動対策で引き下げ