本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは109.41円
↓下値メドは107.52円
今朝の天気マークは「雨」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
最近静かだっただけに、この下げは警戒
14日(木曜)のマーケットはリスクオンが後退。米中貿易交渉の新しい情報がぱったり途絶えるなかで「関税撤廃」期待が遠のき、NY市場のドル/円は108.23円まで下落しました。高値が8営業日ぶりに109円台に届かなかったこと、そして108.50円が下抜けしたことで、円高の流れが強まりそう。米長期金利が低下したこともドル/円の売り材料。
ドル/円よりも下げが大きかったのは豪ドル。この日発表された中国の経済指標は軒並み悪化。豪経済へのマイナス影響が心配されていた最中に10月の豪雇用統計は新規雇用者が▲1.9万人と予想外のマイナス。RBA(豪準備銀行)は12月に追加利下げするしかないとの見方が強まっています。
今週の会合で政策金利を据え置いたRBNZ(NZ準備銀行)ですが、利下げがなくなったわけではありません。RBNZ副総裁は「必要ならば利下げ」と発言していて、マーケットでは来年2月を予想しています。RBAの動向次第では、利下げ時期が早まることも考えられます。
豪ドル/円はこの日(14日)1日で0.82円も下げました。週末にかけての上下のメドについて詳しくは今日の注目通貨をご覧ください。
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14日のドル/円のNY市場終値は108.42円
13日の終値に比べ0.39円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは「雨」です。
今日の格言:
最後に笑うものが一番よく笑う
= He laughs best who laughs last.
各国・各通貨トピックス
ドル:
パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長「景気悪化時は財政政策による支援が重要」
トランプ大統領、トルコに50発の核弾頭があることをうっかりバラす
デイリーSF連銀総裁「3回の利下げは正しかった。これ以上は必要ない」
対中関税撤廃の是非は、合意署名日まで待つしかない
円:
サマーズ元米財務長官「欧州と日本の金利がプラスに戻る見込みはない」
女性天皇81%が賛成 – 世論調査
ユーロ:
マクロン仏大統領、フランスに「宇宙軍」設立へ
ドイツ地方選、極右と極左が票を伸ばす、与党は劣勢
ポンド:
英国、財政拡大へ政策転換。15年続いた財政緊縮政策が終わる
ポンド安はこれ以上英経済の助けにならない
トルコリラ:
トルコ中銀、インフレ鎮静化に自信:来年はさらに利下げも
豪ドル:
再利下げ不可避か。10月新規雇用者数▲1.9万人、予想+1.5万人
RBA、豪経済に悲観的。「賃金上昇もはや期待できない」「投資は減少」
その他:
イタリア「水の都」ベネチアが水没危機
オランダで操縦士が誤ってハイジャック警報発令。空港が大パニック
全米初「大麻カフェ」がロサンゼルスにオープン