本日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは109.10

下値メドは107.62

今朝の天気マークは「くもり」

※天気の判定基準は記事末尾にあります

109円、超えるイメージない    

 先週末のドル/円は、米中の「ミニ合意」でマーケットにリスクオンが灯り108.62円台まで上昇しました。しかし、中国が合意書サイン前にもうしばらく話し合いが必要と、案の定ゴネはじめて減速。週明けドル/円の高値は前週に及ばず108.52円まで。

 ドル/円に関しては、今後も「貿易戦争」が市場の中心テーマになるでしょう。今月末FOMC(米連邦公開市場委員会)が利下げするかどうかにも関わっていますし、米利下げならば日銀も追随(利下げ)の可能性もでてきます。

 ドル/円は、まだ109円を狙う位置にあります。しかし108円を下回ると雰囲気は変わると考えます。今年のドル/円の高値と安値の50%は108.20円、今月のピボットは107.43円。10月末までの上下のメドは「今日の注目通貨」をご覧ください。

毎ヨミ!FXトップニュース

15日のドル/円のNY市場終値は108.40円

 14日の終値に比べ0.01円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは「くもり」です。

今日の格言:

同じ釣り針にかかる魚はいない = No fish is caught twice with the same bait.​​

各国・各通貨トピックス

ドル:
    トランプ米大統領「米中は重大な第1段階の合意に達した」
    ムニューシン財務長官、対中関税見送りを発表
    ロス米商務長官「中国が世界規則に従えば世界はよくなる」
    カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁「追加利下げが妥当」

NY株式市場:
    先週のダウ平均+0.91%、S&P+0.62%、ナスダック+0.93%

NY原油先物:
    イランタンカーが爆発、ミサイル攻撃か
    米、サウジに3,000人増派、石油施設攻撃に対応

ユーロ:
    ECB(欧州中央銀行)議事録「ほとんどの理事が債券購入の再開を支持」
    ドイツ自動車業界、官民協力体制で電気自動車を推進か

ポンド:
    トゥスクEU(欧州連合)大統領「合意の可能性はまだある。現実的な提案はない」
    ブレグジットの形態がどうなろうと、英国経済の苦境は変わらない

南アランド: 
    格付け会社S&P「南アの格付けを早急に変更することはない」

中国人民元:
    ファーウェイが、自社製タブレットにロシア製OSを採用
    ファーウェイ、Gメールの代替でスイスのプロトンメールを搭載か

その他:
    ポルシェとボーイング提携、小型の空飛ぶ乗り物開発
    米PayPal、Facebookの仮想通貨から離脱
    イラクの首都バグダッドでデモ、死者1,000人こえる
    NBA公式パートナーの中国企業、全社が提携中止

主要指標終値

出所:楽天証券が作成