前日(9月11日)の市況サマリー

ドル/円:終日買われ、1週間ぶりの高値をつける。

 先週金曜日、107.31円まで下落して年初来安値を更新したドル/円。しかし、週末のイベントリスクをやり過ごした安堵感から、マーケットは月曜朝のオープンと同時にドルの買い戻しに動きました。

 円安方向に窓を開けて108.24円でオープンしたドル/円は順調に値を伸ばし、NY時間には109円台を回復。109.50円をまで上昇して1週間ぶりの高値をつけました。終値は109.388円(前日比+1.588円)で、先週木曜と金曜日の2日間に下げた分以上を取り戻したことになります。(チャート1)

今朝(12日)のマーケットは、NY市場終値より、やや円高水準で取引が始まっています。

 

ユーロ:ECB理事がユーロ高を警戒?

 ユーロ/ドルは、1.2029ドルをこの日の高値に1.1947ドルまで下押し。
 クーレECB(欧州中央銀行)理事は、「為替がインフレ見通しに悪影響を与え、ECBの金融引き締めを遅らせる」と発言。ECBはユーロ高容認と思い込んでいたマーケットが反応しました。ただし、クーレ理事は、「ユーロが正当な理由で上がっているなら、影響がないだろう」と反対の見解も示しています。(チャート2)一方、ユーロ/円は、ドル/円に連られて129.98円を安値に130.90円まで反発しました。

 

今日の注目指標:今週は英国ウィーク!

 

 政学リスクをテーマにした相場はいったん小休止して、今日からはポンドに関心が移りそうです。

 今週盛りだくさんの英国の経済指標の第一陣は、8月のCPI(消費者物価指数)。前月比、前年同期比ともに前回を上回る予想になっています。

【この記事対するアンケート回答はこちらから】