本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは108.73円
↓下値メドは107.15円
今朝の天気マークは「くもり」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
2019年のマーケット、最終コーナーへ
27日(金曜日)のドル/円は、海外時間に108.18円まで上値を伸ばしこの週の高値をつけました。しかしドル高方向に大きく抜けることはなく、107.95円でこの週の取引を終了。24日(火曜日)の週の安値106.96円から1円戻したことになります。高値と安値の50%は107.57円。週後半は107円台後半で横ばいが続き、はっきりした方向感がでませんでした。
今週から10月です。2019年のマーケットも残り3ヵ月となります。10月のマーケットが円高、円安のどちらに傾きやすいかといえば、円高方向だろうと考えています。米中貿易協議が劇的な合意に至るなら話は別ですが、今のところ期待薄。来月末に行われるFOMC(米連邦公開市場委員会)の利下げ確率は50%まで上昇しています。
そして10月といえば英国のブレグジットの期限。EU離脱後の英経済を憂慮するBOE(イングランド銀行)は、ついに利下げグループに仲間入りです。日銀の緩和政策はすでに出尽くしで、金利差縮小とリスクオフから円高に分があるようです。ドル/円だけではなく、クロス円の下落にも注意したいです。ユーロ/ドルは 2017年5月以来の安値を更新中。
今週は、欧州インフレ指標、米9月雇用統計などの第一級指標が盛りだくさん。パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長も発言予定です。前半の重要指標は明日のRBA(豪準備銀行)会合。RBAは政策金利を1.00%から0.75%に利下げする予想です。今週のドル/円、ユーロ/ドル、ユーロ/円の上下のメドは「今日の注目通貨」をご覧ください。
毎ヨミ!FXトップニュース
27日ドル/円のNY市場の終値は107.95円
26日の終値に比べ0.10円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは「くもり」です。
今日の格言:
世の中の認識が、「コップに水が半分入っている」から「半分空である」に変わるとき、イノベーションの機会が生まれる - ピーター・ドラッカー
各国・各通貨トピックス
ドル:
トランプ政権、米国から中国企業への証券投資の制限を検討か
カプラン・ダラス連銀総裁「米中貿易戦争が続いたとしても、米経済は強く成長」
エバンス・シカゴ連銀総裁「追加利下げは想定していない」
バーキン・リッチモンド連銀総裁「利下げは緩和期間の長期化を意味しない」
NY株式市場:
先週は、ダウ平均▲0.43%、S&P▲1.01%、ナスダック▲2.19%、そろって2週続落。
年初来では、ダウ平均+14.97%、S&P+18.15%、ナスダック+19.66%。
NY原油先物:
イエメンの親イラン武装組織フーシ派がサウジ兵らを多数拘束か
ロウハニ・イラン大統領「サウジ石油施設の攻撃にイランは関与していない」
円:
円:GPIF、環境債(グリーンボンド)に本格投資
ジャパンディスプレイ、中国ファンドが支援見送り通知 再建案は一段と混迷
シャープ、白物家電の生産終了
メルカリ、累計取引5億件突破。1秒に4.5品売れる
豪ドル:
ロウRBA総裁「さらなる金融緩和が必要」
RBA総裁「我々は量的緩和を検討しているが、実現はないだろう」
RBA(豪準備銀行)、利下げはいったん休止?「今は利下げの効果を見守るとき」
RBA「非伝統的政策を導入する可能性は低いが、必要なら検討する」
その他:
歯の鎮痛用麻酔薬で血液が青色に = 医学誌が症例を発表
元カレからの手紙を燃やそうとして家が火事に = 米ネブラスカ州