本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは109.05円
↓下値メドは107.04円
今朝の天気マークは「くもり」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
先週金曜日108.12円で終了したドル/円は、週明けのマーケットで一時107.50円まで急落。中東の地政学リスクでリスクオフが強まった結果ですが、一方でこの水準では買いも強く、NY時間には108.17円まで戻しました。
ドル/円は円高に振れたとはいえパニック相場になったわけではなく、むしろ押し目買いのチャンスを提供した格好になりました。今週のマーケットは再び円高に逆戻りするのか?ドル/円、ユーロ/ドル、ユーロ/円の、今週の上下のメドは「今日の注目通貨」をご覧ください。
週明け16日のマーケットでは原油先物価格が急騰しました。サウジアラビアの石油施設がドローンによる攻撃を受けたことが理由で、ブレント、WTIともに一時20%近く上昇、過去最大の値上がりを記録しました。サウジは産油量のおよそ半分が停止に追い込まれ、復旧までの時間が長引けば世界の原油供給への影響は必至です。この日の終値は先週金曜日の終値比8.05ドル高の1バレル=62.90ドル。
トランプ大統領は、戦略石油備蓄の放出承認を表明したことで価格はやや落ち着きを取り戻しました。しかし、トランプ大統領はイランが関与していると非難、米軍による報復も示唆しているので、まだ状況は安定していません。今回のドローン攻撃の規模と精確さに関係者はショックを受けています。第2、第3の襲撃を防御できるのかという不安もあり、マーケットはしばらくの間リスクオフが続くことになるでしょう。
毎ヨミ!FXトップニュース
16日ドル/円のNY市場の終値は108.15円
13日の終値に比べ0.04円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは「くもり」です。
今日の格言:
世界ではなく、自分自身を征服せよ – デカルト
=Conquer yourself, not the world
各国・各通貨トピックス
ドル:
トランプ米大統領「サウジ石油施設攻撃、イランの関与は間違いない」
ポンペオ国務長官「サウジ石油施設攻撃はイランのしわざ」
トランプ大統領、サウジ石油施設攻撃への報復を示唆
マーケットは今週のFRB(米連邦準備制度理事会)利下げを完全に織り込み済
FRBは政治から独立しているフリして見通しをでっちあげてはいけない
故ビンラディンの息子を殺害 トランプ大統領が公式発表
NY株式市場:
先週のダウ平均+1.58%、S&P+0.96%、ナスダック+0.91%、そろって3週続伸。
9月のダウ平均+3.09%、S&P+2.77%、ナスダック+2.69%
NY原油先物:
サウジアラビア、ドローンによる攻撃で原油生産の約50%が停止
16日終値は金曜日終値比8.05ドル高の1バレル=62.90ドル
ユーロ:
ECB(欧州中央銀行)の緩和策は完了との見方
イタリアの新連立政権は、ユーロ協調路線
ポンド:
アイルランドのバックストップに進展か。DUPが代替案受け入れの可能性
ジョンソン首相の議会停止は「違法」= 英裁判所
中国人民元:
米国産大豆と豚肉を追加関税リストから除外
中国、アルゼンチンから大豆ミールの輸入開始
その他:
ストーンズのミック・ジャガー、環境対策でトランプ大統領を激しく批判
味の素が60年続けてきた日本ケロッグ社との販売契約を解消
慢性的な大量飲酒と認知症との関連が明らかに