本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは107.23円
↓下値メドは105.87円
今朝の天気マークは「晴れ」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
明日のパウエルFRB議長にスピーチに注目
FRB(米連邦準備制度理事会)が25bpの利下げを決定した、7月30から31日にかけて開かれたFOMC(米連邦公開市場委員会)の議事録が、この日(21日)公表されました。
幾名かの参加者が(25bpよりも大幅な)50bpの利下げを支持したのですが、基調としては前向きで、米経済に対して楽観的な見通しを堅持。利下げについては「サイクルのなかでの調整」という見解でした。
しかしマーケットの反応は限定的。なぜかというと、トランプ米大統領が中国に対する第4弾制裁関税を発表したのはFOMCの翌日の8月1日で、FOMC議事録には含まれていないからです。それからマーケットに起きたことを考えると、FOMCメンバーの見通しは大きく変化したと考えられます。もはや「(利上げ)サイクルのなかでの調整」ではなく、完全な利下げサイクルに突入することになったと考えられます。マーケットが知りたいのは、7月FOMCから現在までにFRBの考えはどれだけ変わったのかということ。だから、明日のパウエルFRB議長にスピーチに注目が集まっているのです。
毎ヨミ!FXトップニュース
21日ドル/円のNY市場の終値は106.61円
20日の終値に比べ0.39円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは「晴れ」です。
今日の格言:
私は天才ではない。ただ人より長く一つのことと付き合ってきただけです。-アインシュタイン
各国・各通貨トピックス
ドル:
FOMC議事録「数名の委員は50bpの利下げを支持」、「今回の利下げはサイクルのなかばにおける調整」
トランプ大統領「パウエルFRB議長はわざと自分に逆らっている」
トランプ大統領「マスコミはリセッションをつくりだそうとしている」
ユーロ:
イタリアのコンテ首相辞任。政府を危機にさらしたとサルビーニ副首相を非難
ドイツ連銀「ドイツ経済は第3四半期にさらに縮小の可能性」
メルケル・ドイツ首相、ECB(欧州中央銀行)の追加緩和策には慎重
ポンド:
香港デモ巡り、英国会議員が「香港人の半分に英国の国籍を」
EU(欧州連合)「英国との離脱交渉は再開しない」
保守党が補欠選挙でさらに議席失い、少数政党に陥落のおそれ
アルゼンチンペソ:
フェルナンデス大統領候補「アルゼンチンは実質デフォルト状態」
フェルナンデス元首相「私が大統領になればIMF(国際通貨基金)と交渉」
トルコリラ:
トルコ中銀の支払い準備率変更でトルコリラが下落
その他:
ビートルズのアビーロードのジャケット撮影から50年。世界中のファン集結
北朝鮮がコカ・コーラそっくりの飲み物を発売
チェルノブイリでウォッカを生産。安全?