ポイント3 上位構成銘柄は有名な「FAANG」株

 ナスダック100指数の上位構成銘柄は米国の代表的なハイテク銘柄で占められており、2019年6月末現在の上位10銘柄には、FAANGと呼ばれる有名なハイテク銘柄群が全て含まれています。FAANGは各銘柄の頭文字をとって名付けられた俗称で、以下のような銘柄群です。

F:Facebook(フェイスブック):世界的SNS企業
A:Apple(アップル):iPhoneメーカー
A:Amazon.com(アマゾン・ドット・コム):eコマース
N:Netflix(ネットフリックス):映像配信サービス
G:Google(グーグル、Alphabet):検索大手 

図4:ナスダック100指数の上位10銘柄の構成比率(2019年6月末現在)

(出所)ブルームバーグのデータを基に野村アセットマネジメント作成
上記は過去のデータであり、将来の投資成果を示唆あるいは保証するものではありません。また、特定銘柄の売買などの推奨、価格などの上昇や下落を示唆するものではありません。また、ファンドの運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。

 FAANG株に代表されるナスダック100指数の上位構成銘柄群は高成長銘柄だけに株価も高く(値嵩株)、例えば、アマゾン・ドット・コムの株価は足元では2000米ドル近くしています。そのアマゾン株に投資する場合は取引最低単位である1株だとしても20万円ほどの資金が必要です。

 仮に、上位10銘柄全てに取引最低単位である1株ずつ投資する場合は、日本円にして合計約50万円の資金が必要です(1米ドル=110円として算出)。

 しかし、ETFを活用すれば、比較的少ない資金でこうした銘柄群へ投資することができます。例えばNASDAQ-100ETF(1545)の場合、足元では概ね10万円以下で購入することが可能です。

図5:ナスダック100指数の上位構成10銘柄の株価と必要投資金額(2019年6月末現在)

(出所)ブルームバーグのデータを基に野村アセットマネジメント作成
※必要金額は1ドルを110円として計算。
上記は過去のデータであり、将来の投資成果を示唆あるいは保証するものではありません。また、特定銘柄の売買などの推奨、価格などの上昇や下落を示唆するものではありません。また、ファンドの運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。

海外株式を投資対象とする手数料0円ETF対象銘柄(一部抜粋)

1546 NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信
1325 NEXT FUNDS ブラジル株式指数・ボベスパ連動型上場投信
1678 NEXT FUNDS インド株式指数・S&P CNX Nifty連動型上場投信
2513 NEXT FUNDS 外国株式・MSCI-KOKUSAI指数(為替ヘッジなし)連動型上場投信

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著者:野村アセットマネジメント㈱