本日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは108.58

下値メドは107.47

今朝の天気マークは「雨」

※天気の判定基準は記事末尾にあります

豪ドル/円、下がる…?​

 今日の東京時間のハイライトは、豪の6月雇用統計です。新規雇用者は+1.00万人の予想で、前月(4.23万人)に比べて大幅に悪化する模様。オーストラリアでは5月18日に総選挙が行われたのですが、それが終わって臨時バイトの口が減ったことが理由といわれています。

 気になるのはRBA(豪準備銀行)の動き。RBAは先月6月4日の会合で、約2年10カ月ぶりに政策金利を1.25%に引き下げました。ロウRBA総裁は、利下げを決定した理由としてインフレ促進と雇用拡大を掲げています。つまり、雇用が伸びなければ「再利下げ」もありえるということです。その意味で今日の雇用統計は注目。結果次第では8月利下げのリスクが高まり豪ドルの下押し圧力となるでしょう。

 週末までの豪ドル/円、ポンド/円、トルコリラ/円のサポートとレジスタンスは、「今日の注目通貨」をご覧ください。

 17日(水曜)のドル/円は108.32円まで上昇したものの、前日同様そこから上に進めず逆に107.96円まで下落。終値は107.97円で、108円を維持できずに終了しました。

毎ヨミ!FXトップニュース(7月17日)

17日ドル/円のNY市場の終値は107.96円

 16日の終値に比べ0.29円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは「雨」です。

各国・各通貨トピックス

ドル:
    パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長「不確実性が高まっており、FRBは適切に行動する」、「世界の貿易や成長を巡る不確実性がある」
    カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁「0.5%の利下げが必要」
    カプラン・ダラス連銀総裁「1度の利下げで安定するだろう」
    トランプ大統領「やろうと思えば、中国に追加関税発動できる」
    米地区連銀経済報告(ベージュブック)「経済は緩やかなペースで拡大」

円:
    対韓輸出規制の強化、70%が政府対応支持
    格付け会社フィッチ、日本の格付けを「A」で据え置き。見通しは「安定的」
    スマホで投票、参院選後に実証実験 = 総務省
    日本政府「9月の日米首脳会談で貿易合意を目指す」

ユーロ:
    ECB(欧州中央銀行)理事会議事録「理事会は緩和政策を準備する必要性で一致」
    フランスが大手IT企業にデジタル課税法案を可決。トランプ大統領が懸念
    ドイツ景気に不安。7月ZEW景況感指数が全セクターで急速に悪化
    欧州議会、フォンデアライエン独国防相を欧州委員長に承認

中国人民元:
    李克強 中国副主席「経済の下方向の圧力が増えている」

カナダ:
    カナダ銀行副総裁「輸出が引き続き最大の不確定要素」
    カナダ銀行総裁「カナダドル高が、カナダの競争力を弱めている」

その他:
    人が新しい音楽を探すのは30歳まで=音楽配信サービス会社の調査
    東京ディズニーリゾートのファストパス、スマホでOKに
    トイレに薬物流すと「ワニ」が覚せい剤中毒に = 米テネシー州が呼びかけ

主要指標終値

出所:楽天証券が作成