そこまで大きく値下がりしていない塩漬け株は?
実は筆者の投資手法を使うと、塩漬け株が発生することは一切ありません。25日移動平均線を割り込んだら売却・損切りをしてしまうからです。そのため、塩漬け株の処理について聞かれると、正直なところ結構困ってしまいます。
塩漬け株が生じてしまうような投資手法から、筆者が実践している投資手法に切り替えるにあたり、すでに所有している塩漬け株を何とかしたい、というニーズに応えるべく、筆者なりに塩漬け株への対処法を考えてみました。
含み損の割合がそれほど大きくない場合(マイナス20%程度まで)
思い切って売却してしまうことを勧めます。なぜなら、塩漬け株を売却してもそれほど大きい損失とならず、その一方で売却により新たにキャッシュを得ることができるからです。
塩漬け株の最大のデメリットは、資金を拘束してしまうこと。それほど損失が大きくないのであれば、そのデメリットを売却により解消し、新たなキャッシュを手に入れることがメリットとなります。
なお、今すぐ売ってしまってもよいですが、もし現時点で上昇トレンドにあるのであれば、それが下降トレンドに転じるまでは売却を見送ってもよいと思います。