(提供元:大和投資信託)
※この記事は2018年3月17日に東証マネ部!サイトで公開されたものです。

 イーナちゃん、スマホの機種変更のために携帯電話ショップに来ていました。

店員: いらっしゃいませ、本日はどのようなご用件でしょうか。

イーナ: えーと、機種変更をしたくて…。

店員: 機種はお決まりですか?

イーナ: はい。

店員: では、こちらの番号でお待ちください。

 少しして

 ピンポーン♪ 17番でお待ちのお客様、お待たせいたしました。

イーナ: (あ、私だ。)

???: お待たせいたしました。

イーナ: 十七郎さん!!今度は携帯ショップ?!もうどこに現れても驚かなくなりそうです(笑)

十七郎: 携帯ショップで働いてみたものの、最近は機種が多くて覚えるのが大変ですね、私は「ガラケー」しか知りませんので。

イーナ: え、そうなんですか?!パソコンを自分で直せるのにスマホは詳しくないんですね(笑)

 しばらくして…

十七郎: これで機種変更は完了です。ところで、あちらに最新のAIロボ「ズィプツェン」がいるので、帰り際にぜひ会話してみてください。

イーナ: ズィプツェン?話題のAIロボですね!最近いろいろなお店でよく見かけますよね。

十七郎: そうですね、当社でも導入しているんですよ。ということで、本日はお越しいただきありがとうございました。

イーナ: あ、はい。(あれ?今日も業種の話になるのかなぁと思ったんだけど…。)

 ウィーン、ウィーン

イーナ: ん?

???: ボクノナマエハ「ズィプツェン」。キミノナマエハ?

イーナ: あ、AIロボ! 私?イーナです。

ズィプツェン: イーナ?イーネ。キョウハイーナニツタエタイコトガアルンダ。

イーナ: え、何だろう?

ズィプツェン: コレダヨ。

イーナ: !! まさかここで?! 十七郎さん、どういうことですか? あれ?いないや。

ズィプツェン: セツメイノタメノモードニキリカエマス。……、

イーナ: ???

ズィプツェン: モードを切り替えました。イーナさん、こんにちは。今日は携帯ショップに来ていただいたということで、特別に業種のお話をいたしましょう。「TOPIX-17 情報通信・サービスその他」です。

イーナ: うわ、突然口調が切り替わった!もうこうなったら説明お願いします!

ズィプツェン: このセクターについては、大きく4つの業種に分けてご説明したいと思います。1つ目は情報通信セクターの代表ともいえる「通信事業」のお話をいたします。

イーナ: 通信、こちらの携帯電話会社とかもそうですね?

ズィプツェン: そうですね。通信事業はユーザーが支払う通信料収入の増減が、業績変動の最大の要因となります。しかし、重要なライフラインでもあることから、公共事業のようなビジネスに近い側面もあり、相対的に見ると業績は安定している傾向にあります。

イーナ: 確かに、通信って知らない間に利用しているから業績が安定しているイメージは何となくわかります。

ズィプツェン: また「株主還元」に積極的な企業が多いのも特長となります。

イーナ: 株主還元?

ズィプツェン: 企業が獲得した利益から出される配当金を増やしたり、自社株買いといった形で株主に還元することです。自社株買いとは、企業などが現在発行している自社の株式を市場から買い戻すことで、企業の発行済み株式数が減り、1株あたり利益が向上する株主還元策の1つです。業績が安定しており、潤沢なキャッシュフロー創出力がある企業は株主還元に積極的な姿勢をとることができるのです。

イーナ: 投資家のために利益を還元する企業ってイメージがいいですね。

ズィプツェン: 2つ目の業種は、成長分野として注目されている「企業向けITサービス」です。

イーナ: いわゆるITですね?

ズィプツェン: そうですね。昨今は事業効率化に向けたIT投資に積極的な企業が多く、この分野は成長分野と考えられています。コスト削減を目的としたクラウドコンピューティング、新しい技術であるIoT、AI、ビッグデータ等の活用、サイバー攻撃に対するセキュリティ対策など、IT投資の需要は今後増加していくと考えられます。私「ズィプツェン」もまさにこの分野の知能の結集なんです。

イーナ: そっか、AIロボもこの業種に入ると思うとわかりやすいかも!

ズィプツェン: そして3つ目は、「ゲーム産業」です。イーナさんはゲームはお好きですか?

イーナ: ゲーム…、電車の中とか寝る前にちょっとスマホのゲームやるくらいかなぁ。

ズィプツェン: スマホゲームは課金型ビジネスが主流です。そのためユーザーの課金額の増減でその業績は変動します。

イーナ: 確かに面白いゲームだとついつい課金したくなりますよね。

ズィプツェン: ですが、ゲームのプラットフォームとしてスマートフォンの成長期は一段落したと考えられており、現在は再びゲームの専用機群に注目が移りつつあります。さらにゲーム業界のニューウェーブとしてVR/AR技術を活用した新しい遊び方を各社模索しており、効果的に商業化していけるかが注目されますね。

イーナ: なるほどー、やっぱりITセクターは技術力がものを言うって感じですね。

ズィプツェン: 最後は、個人向けサービスとして「レジャー産業」のお話です。レジャー産業といえば、テーマパークや映画館などの娯楽施設の運営などが挙げられます。レジャー産業は、まず施設へ集客することが基本となりますので、施設自体の魅力の向上や他にないプロモーション方法など、様々な差別化戦略に取り組んでいくことが重要となります。また、天候、自然災害、景気など、外部環境の影響を大きく受けることもしばしばあります。

イーナ: せっかくの休日に天気が悪いとショックですよね。そういえばレジャー施設でも雨の日ならではのイベントとかも見たことあります!

ズィプツェン: 一方で、基本的に日本人を主な顧客と想定しているレジャー施設が多いなか、今後は中長期的に成長していくためには、増加していく訪日外国人をいかに新たな顧客として取り込んだり、海外市場へと進出していけるかが鍵となります。

イーナ: よくわかりました!このセクターについ…

ズィプツェン: 「TOPIX-17情報通信・サービスその他」の値動きに連動するETFがあります。

イーナ: ?!聞こうとしていたことが何でわかったんですか?!さすがAIロボ!

ズィプツェン: ご参考になったでしょうか。それでは、モードを切り替えます。……、

イーナ: ??

ズィプツェン: イーナ、セクターノハナシ、タメニナッタ?

イーナ: あ、口調が元に戻るんだ、こっちの方がカワイイ(笑)

ズィプツェン: マタキテネ。

続く

※指数のディスクレーマーについては下記をご参照ください。
TOPIX-17シリーズに係る知的財産権は、株式会社東京証券取引所に帰属します。
※この記事は2018年3月17日に東証マネ部!サイトで公開されたものです。

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