本日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは108.08

下値メドは106.19

今朝の天気マークは「くもり」

※天気の判定基準は記事末尾にあります

トレンドフォローはまだ早い​

 107円前半でスタートした25日(火曜日)のドル/円は、東京時間に売りが強まり106.78円まで下落、1月3日のフラッシュクラッシュ以来の安値をつけました。米イランの軍事的緊張がエスカレートしていることが背景。しかしNY時間になって、ブラード・セントルイス連銀総裁が「50bpの利下げは必要なし」と、マーケットの大幅な利下げ期待をけん制する発言をしたことで107.40円まで反発。NY株価は反落しました。

 米中貿易交渉やイラン問題、トルコの経済制裁にしても、大阪G20でどうなるかわからない、それまでは新しい方向に動けないので、今は上サイドも下サイドもエクストリーム(行き過ぎ)を逆張りという戦略が合っているようです。ただ、ドル/円の高値は6営業日連続で切り下がっています。バイアスはやや下方向。

 クロス円の上値と下値のメドは、「今日の注目通貨」をご覧ください。
 

毎ヨミ!FXトップニュース(6月25日)

25日ドル/円のNY市場の終値は107.16円

 24日の終値に比べ0.18円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは「くもり」です。

各国・各通貨トピックス

ドル:
    ブラード・セントルイス連銀総裁「50bp利下げする状況ではない」
    パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長「情報を注視し適切に行動する」
    パウエルFRB議長「FRBは政治圧力に屈しない」
    トランプ大統領が「日米安保条約の破棄」
    トランプ大統領「石油タンカーの防衛は自国で」
    トランプ大統領「場合によっては(イランを)消滅させる」
    イラン政府「米国との外交的解決の道は永遠に閉ざされた」

ユーロ:
    ユーロ高になるほどECB(欧州中央銀行)の利下げ確率は高まる
    大幅なユーロ安なくしてユーロ圏のインフレ回復なし

トルコリラ:
    格付け会社フィッチ「米国がトルコ経済制裁をすれば、リラに大きな影響」
    格付け会社フィッチ「トルコの第2四半期は前期比マイナス成長」

その他:
    インスタ映えスポット近くに熊 山梨で注意呼びかけ
    マリリン・モンローの像、ハリウッドの観光地で盗難
    アディダスの3本線ロゴ、商標権無効に。EU(欧州連合)裁判所「普通の図形」

主要指標終値

出所:楽天証券が作成