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『改訂版-金持ち父さん貧乏父さん アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学』

 

『改訂版-金持ち父さん貧乏父さん アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学』
著者:ロバート・T.キヨサキ 
20131110日発売/筑摩書房
1,728円(税込)

 

答えてくれた人

筑摩書房編集部 磯部知子さん

著者ってどんな人?

ロバート・T.キヨサキ さん
日系4世。1947年ハワイ生まれ。ハイスクール卒業後、ニューヨークの米国商船大学校へ進学。卒業後に海兵隊に入隊し、士官、ヘリコプターパイロットとしてベトナム戦争に出征。帰還後、ビジネスの世界に乗り出し、いくつか会社を起こして成功し、1994年に47歳でセミリタイアすると、「金持ち父さん」から学んだ教えを広めるための活動を開始。1997年に刊行した著書『金持ち父さん 貧乏父さん』は全世界で51カ国語に翻訳され、109カ国で紹介されている。

編集者から見た著者は、こんな人

パワフルで暖かいお人柄で、親しみやすく気さくな方。今はアリゾナ州にお住まいです。世界各地でセミナーを行っています。

どんな人におススメ?

投資の基本的な考え方を学びたい人、資産形成を真剣に考えている人。

この本の、ここが読みどころ!

「第一の教え 金持ちはお金のためには働かない」で語られる、9歳のロバートが最初に金持ち父さんから学んだ体験がとても印象的です。また、「資産は私のポケットにお金をいれてくれる」「負債は私のポケットからお金をとっていく」「金持ちは資産を買う。中流の人間は資産と思って負債を買う」といったさりげない名言が心に刺さります。難解な投資用語を使わずにポイントがまとめられているので、頭に入りやすく印象に残ります。

ベストセラーがなぜ今再び?

 2000年の初版刊行から13年がたったところで、改訂に踏み切りました。金持ち父さんが教えてくれたお金についての基本の考え方は時が経っても変わりませんが、改訂版では古くなったエピソードを削ったり、社会の変化を反映したりと、細かな部分をアップデートしています。
 この本が示していた通り、日本にも401k(確定拠出年金)が導入されて自分の年金は自分で管理する時代となりました。一般のサラリーマンが、投資の教育を受けないまま投資家になることを求められる時代です。この先を生き延びるために、だれもがお金について勉強することが必要とされています。
 人生100年時代と言われ、高齢化が進んでいます。充実した今と、豊かな未来のため、お金との付き合い方を真剣に考えるべき今こそ、ぜひ読んでいただきたい本です。

編集者の制作秘話

 オビに「お金と人生について一度は読んでおきたい本」とあるように、投資の基本的な考え方と姿勢が学べる良著です。とにかく読みやすくわかりやすい本にしようと訳文を工夫しました。読者カードを送ってくださった読者は小学校5年生から90代まで本当に幅広いのですが、中心はやはり20~30代。若いうちに読んでおくとその後の資産形成に役立つと思います。
 また、原書は平易な英語で書かれていますので、あわせて読むと英語の勉強にもなります。