1.パーク24に投資妙味あり
パーク24の株価推移
足元の株価に投資妙味が感じられるパーク24(4666)に注目しています。株価は、減益計画の公表が嫌気され、2018年末頃に下落しました。
しかし、2019年10月期に発生する一時的なコスト(自然災害や本社移転コスト、東京オリンピックの公式スポンサー費用など)を除くと、当期純利益は17.5%増となる見通しです。このベースで求めたPER(株価収益率)は20.8倍であり(2019年4月4日終値ベース)、過去の実績PERと比べると低水準です。カーシェアリングサービスで伸びるという長期的な成長ストーリー自体に変わりがないことを考慮すると、現在の株価には投資妙味があると考えられます。
連結業績の推移
同社は時間貸駐車場の最大手で「タイムズ」を展開していますが、2009年からカーシェアリングサービスの「タイムズ カー プラス」をスタートしています。同サービスを始めた頃はその収益性を懸念する声もあったようですが、同事業の営業損益は2014年10期に黒字転換をし、その後も利益は拡大中です。