今週の注目通貨
ドル/円:今週のレンジ予想:110.40円から112.45円
15日金曜日、111.64円でオープンしたドル/円は、東京時間に111.90円まで上値を伸ばしたあとNY時間に111.38円まで下落。111.35円前後を走る100日/200日移動平均線の水準で下げ止まり111.50円で週の取引を終えました。1日の値幅は0.52円。
今週の重要イベントは、19日と20日に開かれるFOMC(米連邦公開市場委員会)。FOMCは政策金利であるFF金利を2.25~2.50%に据え置く方針です。しかし、米経済の下向きリスクが高まっているとして、FOMCのメンバーによる政策金利見通し(ドットチャート)が下方修正される見込み。今年の利上げは年後半の1回にとどまる予想です。
1月のFOMCでは、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が2019年の利上げ休止を強く示唆したことでマーケットに衝撃が走り、ドルは全面安になりました。FOMCの政策金利と声明の発表は日本時間20日の午前3時、パウエルFRB議長の記者会見は午前3時半から。
3月のこれまでの高値は112.14円、安値は110.75円。
高値と安値の半値(50%)は111.44円。
先週の終値はその前の週に比べ0.34円のドル高/円安。
先週の値幅は1.02円で、1日の平均値動きは0.51円。
今年の高値は112.14円、安値は104.01円。半値レベルは108.07円。
ユーロ/ドル:今週のレンジ予想:1.1174ドルから1.1419ドル
第2レジスタンス1.1419ドル
第1レジスタンス1.1372ドル
ウィークリー・ピボット1.1297ドル
第1サポート1.1249ドル
第2サポート1.1174ドル
3月のこれまでの高値は1.1409ドル、安値は1.1175ドル。
高値と安値の半値(50%)は1.1292ドル。
先週の終値はその前の週に比べ91ポイントのユーロ高/ドル安。
先週の値幅は123ポイントで、1日の平均値動きは62ポイント。
2019年のこれまでの高値は1.1570ドル、安値は1.1175ドル。
半値レベルは1.1401ドル。
ユーロ/円:今週のレンジ予想:123.69円から127.86円
3月のこれまでの高値は127.50円、安値は124.28円。
高値と安値の半値(50%)は125.89円。
先週の終値はその前の週に比べ1.39円のユーロ高/円安。
先週の値幅は2.08円で、1日の平均値動きは0.77円。
2019年のこれまでの高値は127.50円、安値は117.20円。
半値レベルは121.35円。