本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(1月7日)
7日のドル/円の終値は1ドル=108.69円
前営業日に比べ0.18円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは、「くもり」です。
各国・各通貨トピックス
米下院議長に民主党ペロシ氏「トランプ大統領弾劾、排除せず」
トランプ米大統領「メキシコの壁はコンクリ製ではなく鉄柵でもいい」
米朝首脳会談の開催地の有力候補にベトナム
ゴールデングローブ作品賞と男優賞に「ボヘミアン・ラプソディ」
続伸。OPEC(石油輸出国機構)+の協調減産を期待
続伸。米中貿易協議の進展を期待
ゴーン容疑者が今日、東京地裁に出廷。意見を述べる予定
中国、外貨準備で金保有量増やす。2016年以来の増加
北朝鮮金委員長が密かに訪中か
主要指標終値
本日の注目通貨
ドル/円:108円台で調整モード
1月3日のフラッシュ・クラッシュから少しずつ立ち直りつつあるドル/円は、この日1ドル=108.76円まで上昇。東京時間に108.02円まで売られる場面もありましたが、このレベルではサポートされ107円台下落は免れました。
パウエル議長はFRB(米連邦準備制度理事会)金融政策について、経済データ次第によって「柔軟に対応する」と述べました。経済指標が弱いと判断すれば利上げ休止も厭(いと)わないということですが、今週金曜日に発表される米12月CPI(消費者物価指数)は、ガソリン価格の下落が響いて前月比▲0.1%に下がる予想。インフレ率の低迷で利上げ見送りの可能性が高まるとも考えられ、ドル/円の買い戻しも慎重です。
ユーロ/ドル:重要な上値レベルに接近中
パウエルFRB議長が利上げ休止を示唆する発言でユーロ/ドルは1ユーロ=1.1482ドルまで上値を伸ばしました。とはいえこの動きはドル売り。欧州経済が強いのかというと見通しはあまり明るいわけではなく、ユーロ自体を評価した買いにはなっていません。昨年11月からの支持ラインである1.15ドルを超えられるかが、目先のポイントになるでしょう。
南アランド:キャリートレード再開?
マーケットではすでにFRBが利上げを休止することがコンセンサス(合意事項)になってしまったようで、南アランドや豪ドルなどのキャリートレード通貨が買われ始めているようです。
南アランド/円は、1月3日のフラッシュ・クラッシュで昨年8月のトルコ危機を超える1ランド=6.99円まで急落しましたが、反発目覚ましくこの日は7.86円をつけました。
ただ、南ア政府は昨年、中期財政政策で成長見通しを引き下げるとともに2019年の財政赤字増加を発表、さらにその先も赤字が増えるという弱気の見通しを出しています。今の動きが本格的な南アランド高につながるかどうかについては慎重です。
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。