本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(11月13日)
13日のドル/円の終値は1ドル=113.82円
前営業日に比べ0.02円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは、「くもり」です。
各国・各通貨トピックス
3日続落。買い先行も戻り続かず。ロンドン株式は小反発。
過去最長の12営業日続落でついに55ドル台。約1年ぶり安値水準。
ムニューシン財務長官と中国副首相が電話会談、通商協議を再開。
ヒラリー・クリントン氏、2020年大統領選に出馬か。
イエレン前FRB議長「米国の貿易赤字はFRB利上げが原因」
米国でメンソールたばこが禁止になる可能性。
プラートECB理事「ブレグジットは、長期的な結末を考えると実に大きな過ちである」
ユンケル欧州委員長「欧州は英国との関係を構築することに積極的というほどでもない」
主要指標終値
本日の注目通貨
ドル/円:上下の堅さを確認
火曜日の日経平均株価は、全33業種が下げ、一時700円を超える大幅下落。ドル/円も東京時間朝に1ドル=113.58円まで売られましたが、米中が通商対話再開という希望の持てるニュースが入ると、踵を返し114円台に復帰、114.14円まで上値を伸ばしました。ただ前日の高値(114.20円)を超えるほどの勢いはなく、海外市場のポンド/円の下落もあって、再び113円台に戻して引けました(チャート1)。
ポンド:希望と失望に揺れ動く
ポンドは上下に大きく動くも方向が定まらない状態。英国のメディアがいっせいに「EU(欧州連合)離脱条件で合意間近」と報じたことを受けて、ポンド買い戻しがにわかに活性化。月曜日に1ポンド=1.2826ドルまで売られていたポンド/ドルは、この日1.3047ドルまで急反発。ポンド/円も1ポンド=148.72円まで急上昇しました。ところが、英議会内の頑迷な離脱派からネガティブな意見続出で、あえなく戻り売りとなりました(チャート2)。
メイ・英国首相は本日(14日)午後2時(日本時間23時)に閣僚会議を開き、離脱の条件について議会の承認を得る意向。合意内容には、最大の争点となっているアイルランド国境問題も含まれます。この難問が解決できなら、今後の交渉は一気に進むとみられています。しかし、マーケットは悲観的な見方が大勢。議会は反対多数か、あるいは再協議となるのがせいぜい。最悪の場合はメイ英首相辞任というシナリオも出ています。
豪ドル:米中交渉再開で反発
先週のFOMC(米連邦公開市場委員会)から続くドル買いの動きで下流へ向かっていた豪ドルは、米中の貿易交渉再開のニュースで反発。豪ドル/ドルも0.7163ドルから0.7223ドルまで上昇。豪ドル/円は、ウィークリーピボットの第1サポート水準の81.39円を安値に82.38円まで約1円近く上昇しました。ただ、そこから先に進むことができず、残りの時間は停滞(チャート3)。
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
14日:英CPI、米CPI、欧州GDPなど
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。