本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(11月12日)
12日のドル/円の終値は1ドル=113.83円
前営業日に比べ0.02円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは、「くもり」です。
各国・各通貨トピックス
ダウ平均株価600ドル超の大幅続落。ロンドン株式市場も続落。
イタリアの新予算案は本日期限。修正なければ制裁措置も。
ディマイオ・イタリア副首相「EUの財政規律に従うことは自殺行為に等しい」
ユーロ/ドル、2017年6月以来の安値つける。
マクロン・フランス大統領がトランプ大統領の「アメリカ・ファースト」を批判。
OPECが今週末の会合で減産決定か。サウジは日量100万バレルの減産。
トランプ大統領「サウジやOPEC諸国は減産すべきではない」
第一次世界大戦の終結記念式典でパリ訪問中のトランプ大統領がアメリカ兵の追悼式典を急きょ欠席。理由は「雨が降っているから」
カリフォルニア州の山火事、30万人が避難、30人以上死亡。
中国人民銀行が近い将来利下げか
主要指標終値
本日の注目通貨
ドル/円:年初来高値に接近
ドル一人勝ちの様相を示すマーケットで週明けのドル/円は1ドル=114.20円まで上伸。年初来高値である114.55円に一段と迫りました。
ところが、ロンドン株式市場が続落しダウ平均株価も600ドルを超える下げを見てNY市場のドル/円は勢いを失い、先週金曜日の安値水準の113.66円まで後退しました(チャート1)。
ユーロ:昨年6月以来の安値
ユーロはポンドに連れて下落。ユーロ/ドルは重要な節目と意識されていた1ユーロ=1.13ドルを割ると、一気に下落が加速。昨年6月以来の安値となる1.1216ドルをつけました。先週は130円台に乗せることもあったユーロ/円は127.65円まで下落。130円台はやや遠くなった感があります(チャート2)。
イタリアの予算案の再提出期限は本日。イタリアが修正に応じなければ、EU(欧州連合)は制裁措置発動の可能性もあります。ディマイオ・イタリア副首相は「EUの財政規律に従うことは自殺行為」と反発を強めました。
ポンド:ブレグジットの不透明感を嫌気
ポンドは大幅下落。先週まで1.30ドル台後半にあったポンド/ドルは1ポンド=1.2826ドルまで下落。ポンド/円は、147.58円から146.08円まで値を下げました。
メイ・英国首相が、月曜日に予定されていたブレグジット関連の閣僚会議をキャンセルしたことがきっかけ。先週のジョンソン運輸担当閣外相に続き数名の議員がさらに辞職するとの噂もポンドに追い討ちをかけました。その後合意大詰めのニュースで一瞬反発しましたが、英国側から否定コメントが出て再び下落しています(チャート3)。
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
13日:英失業率、ドイツZEWなど
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。