本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(11月8日)
8日のドル/円の終値は114.00円
前営業日に比べ0.43円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは、「晴れ」です。
各国・各通貨トピックス
FOMCは政策金利を予想通り据え置き。
FOMC声明「緩やかな利上げを継続する」
安倍首相が日本時間9日午前にトランプ大統領と電話で会談。通商問題を討議か。
欧州委員会、イタリアの2018年成長見通し引き下げ、来年度の財政赤字拡大を予想。
ドラギECB(欧州中央銀行)総裁「ユーロ圏の経済は良好」
中国の対米輸出、10月は強い伸び。長期的な黒字は減少方向。
クローナ急上昇。中央銀行がインフレ見通しに自信示し12月利上げほぼ確実に。
主要指標終値
本日の注目通貨
ドル/円:114円台へ!
FOMC(連邦公開市場委員会)はこの日、政策金利であるFF金利レートを現行の2.00-2.25%据え置くことを全会一致で決定しました。金利の据え置きは市場予想通り。FOMC声明では、米国の経済活動の力強い拡大を背景に今後も利上げを継続することを示唆しました。12月利上げが確実になったことがドル買いを呼び、ドル/円は114.09円まで上昇して10月5日以来の114円台にタッチ。
米金利先高観が強まったにもかかわらず、NY株式市場が崩れなかったこともドル買いに安心感を与えました。もっとも、米中間選挙が「波乱なく」終わったことが、リスクオンに向かいやすいムードができていて、ドル/円はFOMC前にすでに113円台後半まで登っていました。
ユーロ/ドル:1.13ドルへ大きく下げる
一方、ユーロ/ドルは売り圧力が優勢。欧州委員会がイタリアの財政赤字の拡大を警告して、成長見通しを引き下げるなど、ユーロに対しては楽観的になれない話題が続いています。一方でFRB(米連邦準備制度理事会)は利上げ姿勢を強めているわけで、見劣りするユーロはドルに対して1ユーロ=1.14ドル台前半から1.1351ドルまで大きく下落(チャート2)。
ユーロ/円:130円台キープできず
一方、ユーロ/円はユーロ/ドルが下げたことで130円台から落とされ、一時1ユーロ=129.39円まで下げました。(チャート3)。
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
9日:中国CPI、英貿易収支、英GDPなど
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。