facebook twitter
党首退任の『メルケル』、首相続投できるのか?
三井住友アセットマネジメント
今日のマーケット・キーワード
中国・アジアをはじめとする、世界各国のマーケット情報を掲載しています(投資信託・投資顧問の三井住友アセットマネジメント提供)。

党首退任の『メルケル』、首相続投できるのか?

2018/11/7
・求心力が低下する『メルケル』首相
・極右政党・Afdの躍進
・首相職は任期満了まで持つか、来月の与党党首選に注目
facebook twitter メールで送る 印刷

<今日のキーワード>

 2005年から長きに亘りドイツ首相を務める『メルケル』氏は、州議会選挙での連敗を機に党首を退任する意向を表明しました。2015年に深刻化した難民問題が求心力低下のきっかけであり、与党の支持率低下の一方で極右政党の「ドイツのための選択肢」が支持を拡大しています。『メルケル』首相は2021年の任期満了まで首相を務めるとしていますが、党首交代等、今後の展開ではそれも危ういとの見方も出てきています。

 

【ポイント1】求心力が低下する『メルケル』首相

難航した政権発足から半年、与党牙城の州議会選挙で連敗

 ドイツの『メルケル』首相は、与党・キリスト教民主同盟(CDU)の12月党大会での次期党首選挙に出馬しない意向を表明しました。『メルケル』首相は2000年からCDUの党首を務め、2005年には首相に就任しました。そして2017年9月に行われた総選挙では、議席を減らしながら辛くも4選を果たしました。しかし、連立交渉は難航し、今年3月の政権発足まで半年を要するなど、求心力の低下が懸念されてきました。

 最近では与党内部の抗争が表面化していました。加えて、10月に行われたバイエルン州とヘッセン州の州議会選挙では、これまで与党の牙城だったにもかかわらず、第1党の座を確保しつつも大幅に議席を減らし、与党は大敗を喫しました。『メルケル』氏は敗選の責任を取る形で、次期党首選挙への立候補を断念しました。

 

【ポイント2】極右政党・Afdの躍進

きっかけは移民問題への不満の高まり

『メルケル』氏は主要国の中でも首相在任期間が長く、欧州政治の要と見られています。しかし、2015年に欧州で難民問題が深刻化するなか、当初『メルケル』首相は難民受け入れに柔軟な姿勢を示したことで、ドイツ国内では不満が高まっていき、与党の支持率低下に繋がりました。

 一方で、支持率を高めてきているのが、「ドイツのための選択肢(Afd)」です。Afdは、2013年に反欧州連合(EU)を掲げて結党された極右政党で、反移民でもあり、支持を拡大してきています。バイエルン州議会選挙では、得票率10.2%で初めて議席を獲得しました。

 

【今後の展開】首相職は任期満了まで持つか、来月の与党党首選に注目

 12月のCDU党大会で実施予定の次期党首選の候補として、現在6名の名前が挙がっており、このうちクランプカレンバウアー氏、シュパーン氏、メルツ氏の3名が有力と見られています。クランプカレンバウアー氏はミニ『メルケル』とも言われる親『メルケル』で、同氏が当選した場合には比較的スムーズに移譲が可能と見られます。一方、残り2名は反『メルケル』です。『メルケル』氏は党首を退任しても、首相は任期満了の2021年まで務めるとしていますが、次期党首が反『メルケル』となった場合、求心力の維持は一段と難しくなると見られます。

【この記事に対するアンケート回答はこちらから】

トウシルのオススメ記事

▲トウシルトップページへ

 

株主優待生活
投資の失敗
このレポートについてご意見・ご感想をお聞かせください党首退任の『メルケル』、首相続投できるのか?

本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。

記事についてのアンケート回答確認

党首退任の『メルケル』、首相続投できるのか?

今回のレポートはいかがでしたか?
コメント
天野ひろゆきインタビュー
 
ふるさと納税
 
はじめよう株主優待生活
人気記事ランキング
デイリー週間月間
投資ワクワク
 
投資の失敗
 
年末高
人気ブロガー
 
老後破綻
 
動画でわかる
 
メールマガジン

直近1日の記事を配信します

配信:平日毎営業日配信
祝日・GW・夏季/冬季休暇 を除く

公式SNS

タイムリーな情報を
ゲットできます

配信:記事配信時 随時
facebookおよびTwitterには一部配信しない記事もあります

TOP
×
トウシル メールマガジン および SNSについて
メールマガジン 申込み

トウシルメールマガジンではレポートやコンテンツ等、直近1日の記事をお知らせします。
本メールは配信希望のお客様に平日毎日お届けしております。
リアルタイムでの情報取得は、公式SNS(facebook、twitter)もあわせてご利用ください。

  • 「メールマガジン 選択/受付」画面から購読を選択できます。
  • 楽天証券のメルマガをすでに配信希望にされている方は、
    初期設定としては購読申し込みとなっている場合があります。
  • メールマガジン購読申し込みには、楽天証券会員登録(口座開設)が必要となります。
Gmailサービスをご利用の方へ
メールマガジンを受信時正しく表示されないことがございます。あらかじめご了承ください。
メールマガジン サンプル
メールマガジンサンプル
  • 「メールマガジン 選択/受付」画面から購読を選択できます。
  • 楽天証券のメルマガをすでに配信希望にされている方は、
    初期設定としては購読申し込みとなっている場合があります。
  • メールマガジン購読申し込みには、楽天証券会員登録(口座開設)が必要となります。
Gmailサービスをご利用の方へ
メールマガジンを受信時正しく表示されないことがございます。あらかじめご了承ください。