11月入りしたからと言って、11月優待銘柄を買うのは、得策ではない
私は、優待銘柄に投資するならば、(1)自分にとって魅力的な優待内容で、(2)使い勝手が良く、(3)株価が安値圏にあり、(4)業績が堅調な銘柄を選びたいと思います。現在、日本株で、優待を実施している銘柄は、1,442あります。日経平均が急落したことによって、割安で魅力的な銘柄がたくさんあります。私は、その中から、条件に合う銘柄を、自由自在に選びたいと思います。
11月に株主優待を実施している銘柄は、たった34しかありません。そのように限られた範囲から、投資銘柄を選ぶのは、合理的とはいえません。
8月に、楽天DI(皆さまに実施しているアンケート調査)で、株主優待に関してアンケートを実施しました。「優待銘柄をいつ買いますか」という問いに対し、62%の方が「欲しい時」、23%の方が「権利確定月」とお答えになりました。「欲しい時」という答えは特に問題ありませんが、「権利確定月」に買うというのは、必ずしも合理的でないこともあります。
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