本日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは110.95

下値メドは110.14

今朝の天気マークは「くもり」

天気の判定基準くわしくはコチラ

 

毎ヨミ!FXトップニュース(7月6日)

6日のドル/円の終値は110.48円

 前営業日に比べ0.18円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは、「くもり」です。

  • GBP:メイ英首相「英内閣は、ブレグジットについて共通した姿勢で合意した」
  • USD:5月の米貿易収支431億ドルの赤字、4月に比べ赤字幅縮小
  • CAD:6月失業率6.0%、前月より悪化。新規雇用者数3.18万人、予想上回る
  • EUR:ドイツ銀行買収に複数の銀行が関心か

 

本日の注目通貨

ドル/円:イベント後もレンジ抜け出せず

 金曜日に発表された6月の米雇用統計は、NFP(非農業部門雇用者数)が21.3万人と事前予想(19.5万人)を上回り、2カ月連続で20万人を超える増加。前回分についてもも24.4万人に上方修正されるなど、相変わらずの強さを示しました。

 一方で平均労働賃金は前月比+0.2%(前回+0.3%)で頭打ち。2カ月連続で下げていた失業率は4.0%に上がりましたが(前回3.8%)、これは労働参加率の上昇が原因で、一概に悪い兆候ともいえません。

 指標発表後のドル/円は、予想を下回った平均労働賃金に反応して下落したものの、安値は110.38円までと限定的。

 米国はこの日、中国に対して340億ドル規模の制裁関税を発動しましたが、事前の騒ぎに反してマーケットはほぼ無反応。この日は重要イベントが2つもあったにも関わらず、残念ながらドル/円はレンジを抜け出すことができませんでした。

 今週のピボットは110.63円。サポートは110.13円、109.78円。レジスタンスは110.98円、111.48円。

 7月の高値は111.13円、安値は110.28円。
 先週の終値はその前の週に比べ0.22円のドル安/円高でした。
 先週の値幅は0.85円で、1日の平均値動きは0.45円。

 2018年の高値は113.37円、安値は104.61円。半値レベルは108.99円。

 

ユーロ/ドル:心配事減り、買戻し優勢

 ユーロ/ドルは堅調。EU(欧州連合)とトランプ政権の間で自動車関税撤回の可能性がでてきていること、またドイツ連立与党の分裂が回避されて政治問題も落ち着いたことが背景。ユーロ/ドルは1.1766ドルまで上昇して、先月のECB会合の高値をつけました。(チャート2)

 しかし、イタリアの政府予算が次の懸念材料として浮上しています。トリア財務相は、減税とベーシックインカム(最低所得保障)を予算案に盛り込む方針を明示。イタリアの財政が大幅に悪化すると懸念が広がっています。

今週のピボットは1.1700ドル。サポートは1.1633ドル、1.1525ドル。レジスタンスは1.1808ドル、1.1875ドル。

 7月の高値は1.1766ドル、安値は1.1591ドル。
 先週の終値はその前の週に比べ59ポイントのユーロ高/ドル安でした。
 先週の値幅は175ポイントで、1日の平均値動きは70ポイント。

 2018年の高値は1.2555ドル、安値は1.1507ドル。半値レベルは1.2031ドル。

 

ユーロ/円

 今週のピボットは129.37円。サポートは128.77円、127.82円。レジスタンスは130.31円、130.91円。(チャート3)

 7月の高値は130.35円、安値は126.65円。
 先週の終値はその前の週に比べ0.38円のユーロ高/円安でした。
 先週の値幅は1.55円で、1日の平均値動きは0.84円。

 2018年の高値は137.50円、安値は124.62円。半値レベルは131.06円。

 

 


天気の判定基準とは?

天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。

・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。

・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。

・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。


※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。

※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。