本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(6月29日)
29日のドル/円の終値は110.70円
前営業日に比べ0.22円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは、「晴れ」です。
- USD:トランプ米大統領、マクロン仏大統領にEU(欧州連合)離脱を勧める
- USD:トランプ大統領、WTO(世界貿易機関)からの脱退を検討(その後否定)
- EUR:EU首脳会議「無秩序な移民流入の阻止で合意」
- EUR:ECB(欧州中央銀行)、再投資目的で長期債の購入を検討
- EUR:欧州6月CPI(消費者物価指数) 前年比2.0%、前回発表値+1.9%
- GBP:バルニエ・英EU離脱首席交渉官「英国とEUには依然大きな隔たり」
主要指標終値
本日の注目通貨
ドル/円:111円目前まで上昇、6月の高値つける
金曜日のドル/円は堅調で、東京時間の110.37円から徐々に値を切り上げ、NY時間夕方には110.94円に到達。6月の高値を最終営業日に更新しましたのですが、111円にはまたも手が届かず、終値は110.70円(チャート1)。
今週のピボットは110.34円。サポートは109.74円、108.77円。レジスタンスは111.30円、111.91円。
6月の高値は110.94円、安値は108.72円。
6月の終値は5月に比べ1.86円のドル高/円安でした。 6月の値幅は2.22円で、1日の平均値動きは0.67円。
2018年の高値は113.37円、安値は104.61円。半値レベルは108.99円。
ユーロ/ドル:急反発。移民問題決着でリスクオン
28~29日に開催されたEUサミットは、主要議題であった移民問題について、国境管理の強化、亡命受け入れセンターの設立、審査の迅速化などで合意。メルケル独首相との意見の相違から政権離脱をほのめかしていた連立相手の党首も、好意的な反応を示しました。EUサミットの結果次第ではドイツで解散総選挙も噂されていましたが、これでメルケル首相の政治生命の危機は去りました。
報道が伝わると同時にマーケットはリスクオンに切り替わり、ユーロ/ドルは1.15ドル台半ばから1.1690ドルまで急上昇(チャート2)。
今週のピボットは1.1643ドル。サポートは1.1567ドル、1.1451ドル。レジスタンスは1.1760ドル、1.1836ドル。
6月の高値は1.1850ドル、安値は1.1507ドル。
6月の終値は5月に比べ12ポイントのユーロ安/ドル高でした。
6月のの値幅は343ポイントで、1日の平均値動きは95ポイント。
2018年の高値は1.2555ドル、安値は1.1507ドル。半値レベルは1.2031ドル。
ユーロ/円:大幅上昇
ユーロ/ドルの急騰と、緩やかな円安が共に追い風になって、ユーロ/円も129.47円まで大きく値を伸ばしました(チャート3)。
今週のピボットは128.65円。サポートは127.83円、126.32円。レジスタンスは130.15円、130.98円。
6月の高値は130.35円、安値は126.65円。
先週の終値は5月に比べ2.02円のユーロ高/円安でした。
6月の値幅は3.70円で、1日の平均値動きは1.15円。
2018年の高値は137.50円、安値は124.62円。半値レベルは131.06円。
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
2日:ドイツPMI、欧州PMI、欧州失業率、米ISM
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。