本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(6月26日)
26日のドル/円の終値は110.04円
前営業日に比べ0.30円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは、「晴れ」です。
- USD:習・中国国家主席「右の頬をぶたれたら、左の頬を殴りかえす」
- USD:フランス財務相「米国が輸入関税を発動した場合、我々は報復する」
- USD:トランプ大統領「ハーレーの輸入バイクに高額の税金をかける」
- USD:アトランタ連銀総裁「貿易摩擦悪化なら、利上げ予定変更もありうる」
- EUR:格付け会社S&P「ギリシャの格付けをBからBプラスに引き上げ」
- GBP:ハスケル次期MPC委員「利上げの根拠は弱くなるだろう」
主要指標終値
本日の注目通貨
ユーロ/ドル:反転
先週、イタリアの政治リスク再燃の不安から昨年7月以来の安値となる1.1507ドルまで下げたユーロ/ドル。この日は1.1720ドルまで反発しました(チャート1)。
米国の経済成長のピークアウトがささやかれるなかで、欧州の景気拡大が予想を上回るペースで加速していることが背景。
とはいえ、ECB(欧州中央銀行)会合直前の高値(1.1850ドル)からはまだ距離があります。この時の会合で、「最初の利上げは来年夏以降」になるとECBは発表しましたが、今年少なくともあと1回を予定するFRB(米連邦準備制度理事会)に比べると金利の面では見劣りしています。貿易戦争でドルの地位も危うくなっていますが、ユーロがドルにとってかわるほどの信頼もまだ得ていないようです。
ドル/円:110円台に戻す
貿易戦争の拡大でマーケットのムードは暗く、東京時間のドル/円は前日の安値に並ぶ109.37円で下落しました。NY時間は一転して買い戻しが優勢。中国による米重要技術産業への投資制限を巡り、ムニューシン財務長官の交渉でうまく収まることを期待して、先週金曜日の高値と同じ110.21円まで上昇。終値も110円台でした(チャート2)。
トレード前に必ずチェック!今週発表の重要指標!
27日:カーニーBOE総裁発言、米耐久財受注
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。