本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(6月1日)
1日のドル/円の終値は109.51円
前営業日に比べ0.66円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは、「晴れ」です。
- USD:トランプ米大統領「6月12日に米朝会談を行う」
- USD:米5月失業率3.8%、2000年以来の低水準
- USD:米5月ISM製造業景気指数 58.7、予想より良い
- USD:トランプ大統領「米国は北朝鮮の経済支援はしない。韓国、中国、日本がするだろう」
- EUR:スペインのラホイ首相の不信任決議可決。次期首相は社会労働党のサンチェス氏
- EUR:格付けS&Pがドイツ銀行を一段階格下げ、「A-」から「BBB+」へ
- GBP:英4月製造業PMI(購買担当者指数) 54.4、予想より良い
主要指標 終値
本日の注目通貨
ドル/円:雇用統計良好、しかしドル/円109円台で足踏み
金曜日に発表された米5月雇用統計は、失業率が18年ぶりの水準となる3.8%まで下がり、非農業部門雇用者の増加数は22.3万人を記録しました。平均時給も予想を上回る前月比+0.3%上昇。米雇用市場の強さを示す結果で、今月13日に開かれるFOMC(米連邦公開市場委員会)の利上げ決定がさらに確実になったといえます。
NY市場のドル/円は、トランプ大統領が発表前に「雇用統計が楽しみ」と、結果をもらすようなツイートをして、すでに109円台半ばまで上昇していましたが、発表後も押し戻されることなく109.73円まで上値を伸ばしました(チャート1)。
しかし110円には届かず。ドル高トレンド復帰を確認するには110円に乗せてさらに足固めできるかどうかがポイントになります。ドル/円が110円台をつけたのは5月24日が最後。
5月の高値は111.39円、安値は108.11円。5月の終値は4月末に比べ0.24円のドル安/円高でした。5月の値幅は3.28円で、1日の平均値動きは0.69円。2018年の高値は113.37円、安値は104.61円。半値レベルは108.99円。
今週のピボットは109.14円。サポートは108.48円、107.45円。レジスタンスは110.17円、110.82円。
ユーロ/ドル:今週は1.15ドル、1.18ドルのどちらに抜けるか
5月の高値は1.2084ドル、安値は1.1510ドル。5月の終値は4月末に比べ434ポイントのユーロ安/ドル高でした。5月の値幅は574ポイントで、1日の平均値動きは85ポイント。2018年の高値は1.2555ドル、安値は1.1510ドル。半値レベルは1.2033ドル(チャート2)。
今週のピボットは1.1633ドル。サポートは1.1538ドル、1.1415ドル。レジスタンスは、1.1756ドル、1.1851ドル。
ユーロ/円:今週は130円復帰を果たせるか
5月の高値は132.13円、安値は124.62円。5月の終値は4月末に比べ5.00円のユーロ安/円高でした。5月の値幅は7.52円で、1日の平均値動きは0.99円。2018年の高値は137.50円、安値は124.62円。半値レベルは131.06円(チャート3)。
今週のピボットは126.95円。サポートは125.37円、123.03円。レジスタンスは129.28円、130.86円。
本日の注目イベント
4日:豪州小売売上高、トルコ消費者物価指数、英建設業PMI、欧州PPI(卸売物価指数)
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。