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リスクはイタリアだけではない!トレーダー注目の今週の重要指標
荒地 潤
毎ヨミ!為替Walker
毎朝配信の「毎ヨミ!為替Walker」は、プロの注目ポイントを凝縮したレポートです。 世界の主要な通貨をウォッチし、最新の為替トレンドをお届けします。 昨日のマーケットの振り返り…

リスクはイタリアだけではない!トレーダー注目の今週の重要指標

2018/5/30
「毎ヨミ!為替Walker」(平日毎朝公開)は昨日のマーケットの振り返りはもちろん、今日のドル/円を予報した「為替天気」や注目通貨の動向、マーケットの最新情報など、為替の「今まで」と「これから」がわかります。
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本日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは110.11

下値メドは107.41

今朝の天気マークは「雨」

天気の判定基準くわしくはコチラ

 

毎ヨミ!FXトップニュース(5月29日)

30日のドル/円の終値は108.70円

 前営業日に比べ0.7円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは、「雨」です。

  • EUR:イタリア、早ければ7月29日か8月5日に再選挙。
  • EUR:イタリア中央銀行総裁「イタリアは市場の信用失墜の瀬戸際状態」
  • EUR:格付会社ムーディーズ「イタリアは格下げになる可能性が高い」
  • EUR:イタリア・五つ星運動党首「ユーロからの離脱を求めることは無い」
  • TRL:トルコ中央銀行「インフレ収まらなければ、6月にも利上げ」
  • TRL:トルコリラ安でトルコ地方都市の対外債務が大幅増加
  • USD:6月米利上げどうなる? ブラード・セントルイス連邦準備銀行総裁「利上げに慎重になるべき」
  • JPY:FX証拠金倍率10倍への引き下げ見送り=ブルームバーグ報道

主要指標終値

 

本日の注目通貨

ドル/円:5月の安値を更新

 米朝会談は開催へ向けて着々と進んでいるようですが、以前のような楽観ムードがマーケットに戻ることはありませんでした。

 この日のドル/円の高値は東京時間の109.47円で打ち止めとなり、欧州時間に入ると108円台を下抜けて一時108.11円まで5月の安値を更新。イタリア、スペインの政治情勢が混迷度を増していることも、セーフヘブン(安全な逃避先)と見なされる円を買う動きを加速させました。NY市場終盤にかけてはやや反発しましたが、109円にさえ戻ることができず、終値は108.70円(チャート1)。

 

ユーロ/ドル、ユーロ/円:続落

 欧州市場でイタリア株、イタリア債券が大暴落。ユーロ/ドルは1.15100ドルまで売られて、昨年7月20日以来の安値をつけ、ユーロ/円も124.61円まで過去11カ月の安値を更新中。(チャート2、3)

 まだ底が見えない状況ですが、イタリア金融市場の大混乱を見て、ポピュリズム政党の五つ星運動党首が「ユーロからの離脱を求めたことはない」と発言したため、パニックで下げすぎた分の買い戻しも入りました。また、欧州の政治情勢にかかわらずECB(欧州中央銀行)は予定通り年内に緩和縮小を完了するとの憶測も、マーケットを少し冷静に戻しました。

 

今週の注目イベント

金曜日は米雇用統計!

5月30日~6月1日:米GDP、カナダ政策金利、欧州CPI、英PMI、米雇用統計、米製造業ISM

経済指標過去データはこちらをチェック!

1. 米1~3月期GDP(30日)

 米国の経済成長率は、消費の弱さと輸入の拡大がマイナス要因となって、一時的にせよ減速のおそれがあります。1~3月GDP(改定値)は前期年率2.3%の予想ですが、下方修正される可能性もあります。

2. カナダ銀行政策金利(30日)、カナダ1~3月期GDP、3月GDP

 BoC(カナダ銀行)は政策金利を1.25%に据え置く見通し。ポロズBoC総裁は、カナダの労働市場にしつこく残るたるみ(スラック)が解消されないうちは利上げに慎重です。

 NAFTA(北米自由貿易協定)にあまり進展が見られないことや、米国が25%の乗用車関税を検討していることもカナダ経済の不安材料。

 マーケットではBoCが年内に再利上げするとの考えですが、カナダ経済を取り巻く内外環境に好転の兆しがなければ、見直しを迫られることになるでしょう。

 カナダの1~3月期GDPは2.0%に拡大(前回1.7%)の一方、3月のGDPは0.3%(前回0.4%)に減速の予想。

3. ドイツ5月CPI(30日)、欧州5月消費者物価指数(31日)

 欧州のCPI(速報値)は、実質労働賃金が上向いていることもあって、0.4ポイント上昇して前年比1.6%になる予想(前回1.2%)。ドイツの消費者物価指数も0.3ポイント上昇の前月比0.3%の予想(前回0.0%)。

4. 英5月製造業PMI(1日)

 5月の製造業PMIは53.9に低下予想(前回53.5)。英国では第1四半期の企業活動データの低迷やインフレ率が予想を下回っていることからBOE(英中央銀行)は5月の利上げをあきらめ、さらに8月利上げ予想確率も下がっています。第1四半期の景気減速は、悪天候が主な原因ですが、第2四半期以降も指標が改善しないようならば、ポンドの売り圧力が一段と高まるでしょう。

5. 米5月雇用統計(1日)

 5月は非農業部門雇用者数が19.0万人(前回16.4万人)、失業率は3.9%(前回同)の予想。平均労働賃金は、前月比0.2%(前回0.1%)、前年比2.6%(前回2.6%)の予想。

6. 米5月製造業ISM(1日)

5月の製造業ISMは、58.1に反発の予想(前回57.3)。


天気の判定基準とは?

天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。

・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。

・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。

・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。


※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。

※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。

 

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