東急不動産ホールディングス(3289・東証1部)

 東急電鉄系で、三井不動産、三菱地所、住友不動産など総合不動産大手の一角です。渋谷と銀座を中心に物件を保有し、マンション分譲も都市型物件の構成比が高くなっています。大手不動産株はアベノミクス相場初期と比較して、株価が安値に位置しているものが多く、出遅れ感が強いセクターです。

・東急不動産ホールディングスの日足チャート

赤:出来高移動平均(5日)
青:出来高移動平均(25日)
緑:出来高移動平均(75日)

 

プレス工業(7246・東証1部)

 トラック向けフレーム(アクスル/車軸部品)の加工・組み立てを主力とする企業、いすゞ自動車向けを多く手掛けています。このほか建設・鉱山用機械は国内と中国で活況を呈しており、成長ドライバーとなっています。今年ここまでトラック関連銘柄の動きは良いものではありませんでしたが、ドル円相場や世界株の落ち着きを背景に見直される場面があるものと考えます。

・プレス工業の日足チャート 

赤:出来高移動平均(5日)
青:出来高移動平均(25日)
緑:出来高移動平均(75日)

 

レンゴー(3941・東証1部) 

 板紙・段ボール最大手。2016年に重量物用段ボール世界最大手のトライウォールHDを買収、ネット通販の隆盛で、宅配便など小口輸送市場急拡大の恩恵を受け続けています。2019年3月期営業利益予想は75.6%増(300億円)としています。株価は高値圏をキープする動きを続けており、一段高への期待もあります。

・レンゴーの日足チャート

赤:出来高移動平均(5日)
青:出来高移動平均(25日)
緑:出来高移動平均(75日)

 

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