本日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは109.62

下値メドは108.59

今朝の天気マークは「くもり」

天気の判定基準くわしくはコチラ

 

毎ヨミ!FXトップニュース(5月8日)

8日のドル/円の終値は109.13円

 トランプ米大統領がイラン核合意から離脱。原油先物価格が年末80ドルとの予想も出ていますが、この日のマーケットはとりあえず様子見。ドル/円は、前営業日に比べ0.05円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは、「くもり」です。

  • 原油:イラン核合意から離脱を表明、対イラン経済制裁を再開 = トランプ大統領
  • 原油:米国離脱ならイランが核合意に残る理由はない = イラン政府筋
  • 原油:米国の核合意離脱を支持 = サウジアラビア
  • ドル:北朝鮮が核を廃棄するまで経済制裁続ける = トランプ大統領、習中国主席が電話会談
  • トルコリラ:対円、対ドルで史上最安値つける
  • 豪ドル:3月小売売上高 前月比0.0%、予想下回る。豪ドルは下落
  • ポンド:日本の製薬会社が、アイルランド製薬大手シャイアーを約460億ポンド(約6兆8,000億円)で買収。ポンド/円への影響はないもよう
  • ロシアルーブル:プーチン大統領、4期目就任(7日)
  • NY株:24360.21ドル(+2.89ドル)
  • ドル円1カ月インプライドボラティリティ: 6.7% (▲0.1%)
  • 原油先物:69.06ドル(▲1.67ドル)
  • 米長期金利:10年債利回り2.976%(+0.026%)
  • 金先物:1313.70ドル(▲0.40ドル)

本日の注目通貨

ドル/円:109円をはさんで上下

 この日のドル/円は、109円を軸として、上は0.35円、下は0.17円の狭いレンジの取引で、方向感にも欠けました(チャート1)。

 トランプ大統領はイラン核合意からの離脱したうえ、イランに対して経済政策を再開することを表明しましたが、マーケットは静観。NY原油価格も前日からやや下げて69ドル台で終了。しかし、中東の地政学リスクが高まることで、原油価格の上昇も考えられます。日本経済やドル/円に対する影響も無視できません。

 

ユーロ/ドル:イタリア再選挙の可能性

 ユーロ/ドルは、1.1838ドルまで安値を更新。対ドルだけではなく他の通貨に対してもユーロ売りは続き、ユーロ/円は129.23円まで下げて今年の安値(128.95円)に接近中(チャート2)。

 イタリアで連立政権樹立に向けた交渉が不発に終わり、再選挙が実施される可能性が高まっていることもユーロの上値を重くしています。

 

オセアニア:明日朝、NZが政策金利発表。豪は…

 この日発表された3月の小売売上高は予想を下回る結果になりました。豪にとって小売売上高はGDP(国内総生産)の約6割を占めていることから、豪経済の頭打ちが指摘されています。豪ドル/円は1カ月ぶり以上の安値となる81.14円まで下落。豪ドル/ドルは0.7433ドルまで下げて、昨年6月以来の安値を更新(チャート3)。

 なお、RBNZ(NZ準備銀行)は明日の東京時間朝6時に政策金利を発表します。RBNZは今週の会合で政策金利を現行の1.75%に据え置く見通し。NZのインフレ率は上昇傾向を示していますが、RBNZは少なくとも1年後の2019年5月まで政策金利を据え置くと見られています。

 

本日の注目イベント

9日:米4月卸売物価指数(PPI)

経済指標過去データはこちらをチェック!

 


天気の判定基準とは?

天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。

・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。

・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。

・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。


※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。

※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。