本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(4月16日)
16日のドル/円の終値は107.11円。
前営業日に比べ0.23円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは、「雨」です。
- ドル:ホワイトハウス「ロシアへの新たな制裁を検討中」
- パラジウム:ロシアが世界の4割を供給するパラジウムが、対ロシア制裁の懸念で2%以上急上昇
- ドル:カプラン・ダラス連銀総裁「(米国の)失業率は今年3.7%まで下がるだろう」
- ドル:米3月小売売上高、予想上回る。前月比+0.6%
- トルコリラ:トルコ1月失業率10.8%、前月より悪化
- 円:日中が8年ぶりとなるハイレベル経済対話
- 円:日米首脳会談が17~18日(日本時間17日深夜から19日)の日程で開催
- 円:日米首脳会談の主要議題は北朝鮮と通商問題
- NY株:2万4,573.04ドル(+221.90ドル)
- 原油先物: 66.22ドル(▲1.17ドル)6営業日ぶり反落
- 米長期金利:10年物利回り2.829%(+0.002%)
- 金先物:1350.70ドル(+2.80ドル)
本日の注目通貨
ドル/円:107円前半でくすぶる
米英仏によるシリアへの軍事行動があったにもかかわらず、週明けのマーケットは小動き。シリア攻撃は単発で終わる模様で、またロシア軍事施設に被害もなかったため、当初懸念されていたような大規模軍事衝突の可能性は低くなりました。リスク回避方向へ過度に傾倒しつつあったマーケットにとって、ある意味、攻撃が「ガス抜き」になったとの見方も出ています。
とはいえ、マーケットが円安に向かったのかというとそうではなく、ドル/円は東京市場のオープン後に107.61円まで買われましたが、先週金曜日の高値(107.78円)には手が届かずその後は軟化、NY時間の午後には107.04円まで押し戻されました(チャート1)。
今週の重要指標
今週の経済指標は、中央銀行の金融政策では、BOC(カナダ中央銀行)会合とRBA(豪州準備銀行)議事録。英国ではインフレ、雇用、小売など経済指標が多くリリースされます。豪は失業率に注目。今週はCPI(消費者物価指数)ウィークでもあり、NZ、日本、カナダのインフレ率が発表されます。また、今日と明日に米フロリダ州で行われる安倍首相とトランプ大統領の首脳会談にも注目です。
その中で、マーケットが注目する今週の重要経済指標トップ3は
17日:中国GDP、英失業率、カナダ政策金利
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。