前日(1月15日)の市場概況
ドル/円:5営業日続落
週明けのマーケットはドル売りが継続。ドル/円の高値は111.18円で、東京時間のうちに111円を割ると、11月27日の安値110.84円をあっさりと更新。NY時間には110.31円まで下値を拡げました。円高というよりドル安のマーケットのなか、ドル円の下落が続きました。終値は110.521円(前日比-0.521円)(チャート1)
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ユーロ/ドル:3年ぶり高値をつける
ユーロ/ドルは、1.2296ドルまで上値を伸ばし3年来の高値を更新中。ECB(欧州中央銀行)理事会メンバーであるハンソン・エストニア中銀総裁が、「ECBの量的緩和は9月に問題なく終了」、「終了前に利上げの可能性もある」などと発言したことが理由。ハンソン総裁はタカ派として知られており、発言内容はそれほどサプライズではなかったのですが、材料不足のなかでさらにドル売りをしかける口実となりました。(チャート2)
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豪ドル/ドル:9月以来の高値
やや出遅れていた豪ドルも、ドル売りの流れに乗って0.7977ドルまで上昇。昨年9月22日以来の高値をつけました。(チャート3)
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