お金と投資をもっと身近に
facebook twitter
中遠太平洋(コスコ・パシフィック)
Bank of China int.
中国銘柄レポート
中国の現地証券会社より提供されるアナリストレポートから、当社の取扱銘柄を中心とした「企業レポート」を日本語でお届けします。 中国株式初心者の方でも分かりやすくまとめており、会社・…

中遠太平洋(コスコ・パシフィック)

2009/9/1
主力2部門の経営環境が改善、09-10年の利益見通しを上方修正
facebook twitter 印刷する

主力2部門の経営環境が改善、09-10年の利益見通しを上方修正

現地コード 銘柄名 株価 情報種類
01199 中遠太平洋(コスコ・パシフィック) 11.66 HKD
(09/01現在)
 株価
 企業情報
 チャート

コスコ・パシフィックの2009年6月中間決算では、主力のコンテナリース部門の売上高がBOCIの予想を上回る水準に達した。部門売上高は前年同期比5.7%減の1億1440万米ドルにとどまったが、これは主にコンテナ廃棄収入が減少したためで、リース収入は同6.1%増の9910万米ドル。昨年上期に購入した新規コンテナがフルに寄与した効果に加え、リース用コンテナ全体の稼働率もBOCI予想を上回る90.3%に達した。一方、コンテナ補修保険料収入の大幅な落ち込みや、前年同期に一過性の管理収入を計上した反動、さらにコンテナ関連の減損引当金の増大が響き、部門利益率は縮小した。

世界経済が第2四半期後半から回復傾向に転じたのに伴い、コンテナ輸送需要も上向いている。上期に大量のコンテナを返却した顧客が第3四半期からリースを再開しており、これが稼働率の維持やリース料の回復を後押しする見通し。BOCIは上期のリース部門の堅調や最近の市況改善を受け、09年と10年の予想コンテナ稼働率をそれぞれ90.8%、93.5%に上昇修正。また、リース料の予想値を6.1%、9.1%引き上げた。

もう一つの主力事業であるコンテナターミナル運営部門は、6月中間期の利益が前年同期比35.8%減の4470万米ドルにとどまった。コンテナ取扱量は同8.5%減の2020万TEU(20フィート標準コンテナ換算)。取扱量の落ち込みに加え、新たなターミナルへの初期投資が部門減益の要因となった。港湾別に見た場合、広州南沙海港コンテナターミナル(GSCOCT)が最大の赤字を計上したが、BOCIはGSCOCTの採算化がターミナル運営部門の業績改善に向けたカギになるとの見方。実際、GSCOCTの取扱量は段階的に改善傾向を示しており、BOCIは2011年に採算ラインとなる取扱量レベル(約300万TEU)を達成すると見ている。また、同部門にとっても世界的な景気回復が追い風。BOCIは部門全体の取扱量に関する09年、10年の予想値を0.7%、2.7%上方修正し、それぞれ4650万TEU、5130万TEUに設定した。

一方、同社は中国遠洋物流(コスコ・ロジスティックス:CL)の持ち株を親会社に譲渡し、CLへの投資から手を引く計画。BOCIはこの計画を前向きに評価し、コア事業への投資や高コストの有利子負債の圧縮につながると見ている。また、BOCIはこの取引が年末までに完了すると予測し、09年と10年の同社予想利益にそれぞれ9230万米ドル、2150万米ドルの特別利益(売却益)を組み入れた。

BOCIはリース、ターミナルの両部門や上場子会社・中国国際コンテナ(深センB200039)の収益見通しを引き上げるとともに、CL株売却益の計上を見込み、コスコ・パシフィックの09年と10年の予想純利益を47.2%、25.7%上方修正した(新たな予想値は2億7680万米ドル、2億5660万米ドル)。これに伴い目標株価を大幅に引き上げ、同社株価の先行きに対するこれまでの慎重な見方を、強気に引き上げている。

 

 

 

 

【この記事に対するアンケート回答はこちらから】

トウシルのオススメ記事

はじめよう株主優待
人気記事ランキングTOP
トウシル TOP
このレポートについてご意見・ご感想をお聞かせください中遠太平洋(コスコ・パシフィック)

本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。

記事についてのアンケート回答確認

中遠太平洋(コスコ・パシフィック)

今回のレポートはいかがでしたか?
コメント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メールマガジン

直近1日の記事を配信します

配信:平日毎営業日配信
祝日・GW・夏季/冬季休暇 を除く

公式SNS

タイムリーな情報を
ゲットできます

配信:記事配信時 随時
facebookおよびTwitterには一部配信しない記事もあります

TOP
×
トウシル メールマガジン および SNSについて
メールマガジン 申込み

トウシルメールマガジンではレポートやコンテンツ等、直近1日の記事をお知らせします。
本メールは配信希望のお客様に平日毎日お届けしております。
リアルタイムでの情報取得は、公式SNS(facebook、twitter)もあわせてご利用ください。

  • 「メールマガジン 選択/受付」画面から購読を選択できます。
  • 楽天証券のメルマガをすでに配信希望にされている方は、
    初期設定としては購読申し込みとなっている場合があります。
  • メールマガジン購読申し込みには、楽天証券会員登録(口座開設)が必要となります。
Gmailサービスをご利用の方へ
メールマガジンを受信時正しく表示されないことがございます。あらかじめご了承ください。
メールマガジン サンプル
メールマガジンサンプル
  • 「メールマガジン 選択/受付」画面から購読を選択できます。
  • 楽天証券のメルマガをすでに配信希望にされている方は、
    初期設定としては購読申し込みとなっている場合があります。
  • メールマガジン購読申し込みには、楽天証券会員登録(口座開設)が必要となります。
Gmailサービスをご利用の方へ
メールマガジンを受信時正しく表示されないことがございます。あらかじめご了承ください。