お金と投資をもっと身近に
facebook twitter
中遠太平洋(コスコ・パシフィック)
Bank of China int.
中国銘柄レポート
中国の現地証券会社より提供されるアナリストレポートから、当社の取扱銘柄を中心とした「企業レポート」を日本語でお届けします。 中国株式初心者の方でも分かりやすくまとめており、会社・…

中遠太平洋(コスコ・パシフィック)

2009/8/28
2009年6月中間決算は32%減益、景気後退による貿易量低下が影響
facebook twitter 印刷する

2009年6月中間決算は32%減益、景気後退による貿易量低下が影響

現地コード 銘柄名 株価 情報種類
01199 中遠太平洋(コスコ・パシフィック)  11.96 HKD
(08/28現在)
 株価
 企業情報
 チャート

コスコ・パシフィックが発表した2009年6月中間決算は、純利益が前年同期比31.8%減の1億450万米ドル。市場予想を上回ったものの、世界的な景気後退の影響で貿易量が落ち込み、コンテナ輸送業界は打撃を受けた。売上高は同1.9%減の1億5900万米ドル。販売コストの上昇や法人税の増加も利益を圧迫した。上期利益には上海中集冷蔵箱有限公司の株式20%の売却益550万米ドルと、コンテナ償却引当金300万米ドルが含まれている。

コンテナ・リース部門の利益は前年同期比29.7%減の3700万米ドル、売上高は同5.7%減の1億1440万米ドルだった。特にリース期間満了後の借主による買い取りが進まず、リース後コンテナ売却収入は前年同期の2230万米ドルから1060万米ドルに減少した。ただ、同社は不況に備えてリース用コンテナへの投資を控えて資産管理を徹底。前年同期は13万8162TEU(20フィート標準コンテナ換算)の新規コンテナを購入したが、09年上期は6000TEUにとどめた。このため、同社のコンテナ保有量は前年同期比1.6%減の160万5963TEUに減少。また、コンテナ稼働率は前年同期の94.3%から90.3%に低下したものの、業界平均の86%を大幅に上回る水準にある。同社は高い稼働率を背景に市場シェアを前年同期の13.2%から13.6%に拡大し、世界2位の地位をより強固なものにした。稼働率の高さは93%という長期契約クライアントの多さによるもの。

コンテナ・ターミナル部門の利益は前年同期比35.8%減の4470万米ドル。貿易量の減少でコンテナ取扱量は同8.5%減の2020万TEUとなった。中国での取扱量は同7.3%減の1830万TEU(環渤海湾地区が1.1%増の850万TEU、長江デルタが14.7%減の390万TEU、珠江デルタが12.7%減の590万TEU)。一方、海外における取扱量は同18.8%減の190万TEUだった。取扱量減少のほか、新規バースの初期投資費用もかさんだ。 コンテナ製造部門は、子会社の中国国際コンテナ(CIMC)の業績が悪化。需要の低迷から工場は実質的に半年間閉鎖状態となり、CIMCのコンテナ販売量は過去最低水準の前年同期比94.7%減の5万5000個に落ち込んだ。同社は営業損失を計上したが、招商銀行股フン有限公司(3968)の株式売却益14億元により、最終的には2380万米ドルの利益を創出。上海中集冷蔵箱の売却益をあわせ、コスコ・パシフィックは製造部門で同0.7%増の2930万米ドルの利益を確保した。 中間決算発表にあわせ、同社は親会社の中国遠洋控股(01919)にロジスティクスサービスの子会社を20億元で売却する計画を発表。年末には手続きが完了する見通し。売却により主力のターミナルおよびリース事業の拡大に注力する方針で、BOCIはこれを好感。また、景気は底を打ったとの見方から、今後の業績回復を見込んでいる。

 

 

 

 

【この記事に対するアンケート回答はこちらから】

トウシルのオススメ記事

はじめよう株主優待
人気記事ランキングTOP
トウシル TOP
このレポートについてご意見・ご感想をお聞かせください中遠太平洋(コスコ・パシフィック)

本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。

記事についてのアンケート回答確認

中遠太平洋(コスコ・パシフィック)

今回のレポートはいかがでしたか?
コメント
 
 
 

 

 

メールマガジン

直近1日の記事を配信します

配信:平日毎営業日配信
祝日・GW・夏季/冬季休暇 を除く

公式SNS

タイムリーな情報を
ゲットできます

配信:記事配信時 随時
facebookおよびTwitterには一部配信しない記事もあります

TOP
×
トウシル メールマガジン および SNSについて
メールマガジン 申込み

トウシルメールマガジンではレポートやコンテンツ等、直近1日の記事をお知らせします。
本メールは配信希望のお客様に平日毎日お届けしております。
リアルタイムでの情報取得は、公式SNS(facebook、twitter)もあわせてご利用ください。

  • 「メールマガジン 選択/受付」画面から購読を選択できます。
  • 楽天証券のメルマガをすでに配信希望にされている方は、
    初期設定としては購読申し込みとなっている場合があります。
  • メールマガジン購読申し込みには、楽天証券会員登録(口座開設)が必要となります。
Gmailサービスをご利用の方へ
メールマガジンを受信時正しく表示されないことがございます。あらかじめご了承ください。
メールマガジン サンプル
メールマガジンサンプル
  • 「メールマガジン 選択/受付」画面から購読を選択できます。
  • 楽天証券のメルマガをすでに配信希望にされている方は、
    初期設定としては購読申し込みとなっている場合があります。
  • メールマガジン購読申し込みには、楽天証券会員登録(口座開設)が必要となります。
Gmailサービスをご利用の方へ
メールマガジンを受信時正しく表示されないことがございます。あらかじめご了承ください。