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新規会員が増加、ショッピングサイト「淘宝」との統合によるシナジー効果に期待
| 現地コード | 銘柄名 | 株価 | 情報種類 |
|---|---|---|---|
| 01688 | 阿里巴巴（アリババ） |
19.88 HKD (08/14現在) |
 株価 企業情報 チャート |
電子商取引大手アリババの2009年第2四半期純利益は前四半期比3％増、前年同期比34％減の2億6100万元だった。売上高は前期比13％増、前年同期比24％増の9億800万元。海外および国内市場の売上高は1－3月期の実績をそれぞれ14％、11％上回った。2008年10－12月期に実施したサービスの刷新以来、売上高と新規会員が増加している点をBOCIは注視している。
4－6月期の「ゴールドサプライヤー（信用調査機関による情報確認を経て登録される中国サプライヤー）」会員の純増数は1万4643件と、好調だった1－3月期の1万2782件をも上回る、予想以上の水準となった。海外市場向けの「インターナショナル・トラストパス」会員はインド市場が貢献し1639件の純増。国内向けの「チャイナ・トラストパス」は3万3614件の純増と、前期の3万5318件には至らなかった。しかしながら、「Ali-Advance」などVAS（付加価値サービス）製品を含めたARPU（加入者1人当たりの月間収入）は順調に拡大。VAS全体の普及率は中国市場で20％。「Ali-Advance」のみでは10％。
インドの会員数は100万件を超え、「インターナショナル・トラストパス」から国際版の「ゴールドサプライヤー」にアップグレードする会員も増えている。また、海外市場向けの新サービス「AliExpress」のベータ版を公開。小ロットの購入者にも卸価格で提供することで海外の購入者を同社のB2Bプラットフォームに引き込む戦略。一方、国内市場は、個人向けの「チャイナ・トラストパス」が好調。
