外国為替は一般には、FXと呼ばれています。FXとはForeign Exchangeの略です。
Foreign Exchangeとは何でしょうか。簡単に言いますと外国のお金との交換レート(値段)のことです。
ドルと円、ユーロと円、オーストラリアドル(豪ドル)と円のように外貨と円の交換レート(為替レートと言います)、あるいはユーロとドル、豪ドルとドルなどのように外貨同士の交換レートのことです。
現在の日本国内においては、モノやサービスの値段は日本国内の貨幣単位である円で表されています。例えば、アンパン1個100円、タクシー初乗り710円などのことです。そして、お金にも値段が付いています。 つまり、債券、株、投信、金や石油などの商品、外国為替(為替レート)に値段が付いています。例えば、債券の発行価格は100円、トヨタ株は1株6000円、投信1口1万円、金1グラム4600円。そしてドルの値段は1ドル=102円。このようにパン1個100円と同じように、1ドルに102円という値段が付いています。それはパン1個買うのに100円が必要になるのと同じように、1ドルを買うのに102円が必要ということになります。また逆に、ドルを売って円に換えることができます。1ドルを銀行に持って行って、円に交換してほしいというと102円がもらえるということです。(手数料なしの場合)。
このようにドルと円の交換レートのことを外国為替、FXと呼びます。モノの値段が上がったり、下がったりするようにお金の値段も上がったり、下がったりします。従って外国為替も値段が上がったり、下がったりします。パンの値段が上がればパンが高くなったというように、ドルの値段が上がればドルが高くなった=ドル高と言い、円から見れば円安と言います。逆に、ドルの値段が下がればドルが安くなった=ドル安と言い、円から見れば円高と言います。
外国為替、FX(Foreign Exchange)=外国のお金との交換レート
ドル高=円安
ドル安=円高